今日は、私がしている「週ミーティング」の3つの大事ポイントと、週ミーティングの必要性を大公開していきたいと思います。
まずは、週ミーティングの説明からします。
私は、社員だけで週1回のミーティングを必ず行います。週ミーティングは、毎週決まった曜日に決まった時間に社員全員が集まる会議です。
この週ミーティングには主に3つの目的があります。
スタッフのコンディションを観察
1つ目は、スタッフのコンディションを観察する為です。
管理業務に携わるようになると、なかなかスタッフとのコミュニケーションを取る時間が取りづらくなります。また、時間を取って話しをすると、1対1になって、スタッフもなかなか自分の状態を見せてくれない時が多くあります。
その際には、社員のスタッフが集まるミーティングとして、必ず決まった曜日、決まった時間にミーティングを開催します。
すると、やる気のある(コンディションのいい)スタッフは、議長の顔をしっかり見てますし、頷きも多くあります。
しかし、やる気のない(コンディションの悪い)スタッフは、うつむき加減ですし、頷くことは、ほぼなく、指などを見つめて上の空。
このミーティングでスタッフのコンディションを図り、必要であれば個別の面談をしていくと、スタッフは、「何故自分の状態が分かったのか?」「しっかり自分を見てくれている」と感じていきます。
今ある問題点、課題点の抽出
2つ目は、今ある問題点、課題点の抽出をしていく為です。
週ミーティングは毎週するので、その内大きな問題は必然と無くなっていきます。
ですが、毎週行うことで、細かい問題点、困りごとなどもスタッフから出すようになっていきます。
(※細かい問題点を出さないようであればスタッフのコンディションがあまり良い状態でない事が図れます。)
この細かい問題点、困りごとが、後々大きな問題になる事が多くあるので、スタッフの気持ちに余裕のある時点で解決をしていく事で、大きな問題点が起こらない様にしていけます。
スタッフの育成
3つ目は、スタッフの育成をする為です。
ミーティングをしている中で、問題解決に向けた内容の協議をしたり、ケアマネさんへの対応方法、クレームなどへの対応方法、稼働率アップの為のイベントや営業などの方法なども話し合っていきます。
そのような話しを聞いているスタッフは、どんどん自分の知識を増やしていきます。
また、施設としての考えや方向性もこのミーティングの中から学習していき、こちらが教えなくてもある程度出来ている状態になります。
育成は、スタッフに1つ1つ教えて行く事だけではなかなか育っていきません。
普段の会話や、何気ない言葉から学んでいくという事を指導、育成をする方は忘れてはいけません。
最後に
私はこの週ミーティングを用い、赤字のデイサービスを大幅黒字に、スタッフのやる気がない施設を皆んながいきいきと提案ができる施設に変えてきました
ミーティングの時間は週1回、1時間ぐらいでもかまいません。
今、「スタッフの育成に悩んでいる方」
「なかなか問題が解決しないと悩んでいる方」
「スタッフがどう思っているか分からないという方」
ぜひ、この週ミーティングをしてみて下さい。
きっと何かが変わるはずです。
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