新型コロナの影響で利用控えや利用制限といったことで、昨年は閉鎖するデイサービスの数は過去最多。コロナの終息の見通しも不透明のため、2021年も閉鎖するデイサービスは増えると予想しています。
コロナ禍の中でも、生き残るための方法を大公開します。
厳しいデイサービスの経営事情
独立行政法人福祉医療機構の経営サポートセンターが2018年度の通所介護事業所(デイサービス)の経営状況レポートを公表しています。
2018年度の地域密着型デイサービス(18名定員以下)の赤字割合は44.3%。
現実は10事業所あれば、4つ以上が赤字経営。
ちなみに2018年はコロナが流行する前の話。
この状態で新型コロナの影響を受ければ、倒産せざる得ません。
デイサービス経営者から「運転資金が枯渇した」「これ以上、金融機関から借入できない」などの話を聞くと他人ごとではない。
生き残るためにしていること
デイサービスの教科書 マサが働くデイサービスはコロナ禍でも新規の依頼は毎月来てますし、売り上げは伸び続けています。
何故、私が働くデイサービスは黒字経営なのでしょう。
答えは簡単です。
私はある仕事を徹底的に集中してやっているからです。
ある仕事とは?
それは、マーケティング(集客)です。
やらなければ、余裕で潰れる
デイサービスのトップはオーナー社長、施設長、所長、管理者といった人たちです。
これは共通して言えるのですが、トップがマーケティング(集客)をやらないと余裕で潰れます。
簡単に言うと、マーケティング(集客)さえしっかりやってれば、潰れることはないです。
化粧品メーカーが、どんだけ良い化粧品を開発して販売しても男性の私は買いません。
化粧品が、いくら良くても私に需要がないのです。
ここまで、説明すると分かる人はわかると思いますが、
優れた商品でも需要がなければ、売れません。
デイサービスも同じ。
どんだけ自分たちが満足するデイサービスを作っても、マーケットを外していると残念ですが流行りません。それなりの物でもマーケットを外さなければ流行ってしまいます。
乱暴な言い方をすれば、中身が良くてもマーケティングがスカスカなら絶対に流行らないということです。
トップの仕事はマーケティング(集客)
デイサービスの運営、方向性はマーケティング(集客)で変わってきます。
だから、トップはマーケティング(集客)をやらなければなりません。
ちょっと、忙しいから他の人に任せようと、サボった瞬間に取り返しのつかないことになります。
例えば、施設のナンバー2にマーケティング(集客)させるのであれば、トップはナンバー2を全力サポートしなければならない。
いざという時は自分が変われるようにしておかないと、余裕で潰れます。
最後に
朝令暮改という言葉があります。意味はトップが朝に出した命令を夕方に変えることです。
マーケティング(集客)をしていると、朝令暮改の意味がよく理解できます。
3か月前の考えと、今とでは全く違ってきます。
去年のやり方で成功しても今年も通用するとは限りません。
今、自分たちのデイサービスが流行っていてても、1年後は流行らないデイサービスになっていることも多々あります。
それだけマーケティングは大事なので、全力でやり続けるのです。
コメント