今日は、利用者様を必ず楽しませれる気遣いを大公開したいと思います。
1人の利用者様を見る
まず、利用者様を楽しませる為には、利用者様に気遣いが出来ないと楽しませることはできません。
気遣いはできる人とできない人ではっきり分かれますが、気遣いができない人を気遣いができる人に変えることができます。
私は、デイサービスを運営している中で、気遣いができない人が居れば必ずこの方法を使います。
それは、「1人になっている利用者様に声をかけ、周りも一緒に巻き込む」ことです。
気遣いができない方は、単純に介護職員が対応しないといけないポイントを分かっていないことが多くあります。
例えば、利用者様同士で盛り上がっている方たちがいる側で、1人の利用者様が居た際に気遣いのできない方は、1人の利用者様のところに行って2人で話しこんでしまいます。
しかし、2人で話しをしているときはいいですが、話しが終わるとまた同じことが起こります。
また、ずっと話しをしていれば、業務も回りません。他の利用者様から「あの人ばっかり!贔屓しているわ!」とクレームが入ることもあります。。
その対応に追われたり、利用者様の機嫌を損なわれたりで、結局、利用者様を楽しませることができず、ただ、嫌な気持ちにさせて帰らせてしまうことになってしまいます。
そのようなことがあった際に、この気遣いができないスタッフに対して伝える言葉は、「2人で話している内容を周りの利用者様にも教えてあげたら?」と伝えていきます。
1人の利用者様に対しては、話しができるということは、コミュニケーションの能力はあります。
あとは、その周りの方たちを巻き込む方法さえ知れば、安易に利用者様同士で話しができる環境を作ることができます。
1人の利用者様を見ることができる=利用者様に対しての気遣いはできている
しかし、1人の利用者様としかコミュニケーションを取る方法を知らない場合、そのやり方を教えてあげるだけです。
1人の利用者様を見つけ、周りの方を巻きこみながら話題を膨らませていくようにしていけば、利用者様同士の会話が出来た段階で、自分はそっと引くようにします。
そうする事で、自分の時間を空ける事ができるし、利用者様同士も仲良くなる。
これを繰り返していけば、必然的に自分の入る場所が見えてきます。
最後に
まずは、1人の利用者様を見つけ、周りの方を巻き込みながら、利用者様同士のコミュニケーションを図っていって下さい。
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