イベントの考え方
イベントは、2種類があります。
1.マンネリ化防止(利用者様が休まない為)のイベント
2.集客をしたいイベント(臨時利用)
この2つの種類のイベントを使うことで、利用者は休まない。臨時利用してくれる仕組みを作り上げることができます。
2つの考えを一緒にしていると、訳が分からなくなり、時間とお金を無駄にしたイベントになります。
では、どのようにこの2つを分けてイベントを打つかを上げていきます。
マンネリ化防止の為のイベントとは?
マンネリ化防止の為のイベントとは、利用者様が辞めない、休ませない為のイベントです。
こちらは、どちらかというと、全ての利用者様を対象としたイベントで、季節折々のイベントなどです。
利用者様に「また、この時期が来たんだね」と思わせれるようなイベントを打つことが大事です。
(例)
1月 初詣、神社巡りetc
2月 節分、恵方巻き作りetc
3月 ひな祭りetc
4月 花見etc
5月 菖蒲湯、端午の節句etc
月に一度は、何かしらのイベントを打ち、利用者様から「また、来年もこのイベントを味わいたい!」と思ってもらえるようなイベントを組み込むことが大事です。
ちなみに僕は、全ての利用者様に味わって頂けるように心がけています。
定期イベントは、全ての利用者様に参加していただくために必ず1週間行いしましょう。
季節を感じる以外のイベントでも大丈夫です。例えば、たこ焼きをみんなで作るイベントなんかも、いつもと違う雰囲気が味わえると思います。
集客をしたいイベントとは?
集客をしたいイベントとは?
休みの人が追加利用してでも来たいイベントです。このイベントを打つ時は、上記の毎月するイベントとは違い、1人の利用者様の事を思って打ち出します。
例えば、普段の会話の中で、Aさんから、「テレビで、〇〇のパンが凄く美味しいって聞いたよ!一度でいいから食べてみたいな^ ^」などと聞いたとします。
介護をしているほとんどの方が「へぇ〜そうなんですね〜食べてみたいですね〜」で話しが終わり、それ以降はありません。
しかし、もしこれをイベントにして、1日限定の〇〇屋のパンをおやつに出します!と言ったらどうでしょう?
Aさんはデイサービスに行きたい!と思うと思いませんか?
来たいと思うならAさんが来ていない曜日にそのイベントをすれば、追加利用してでも来てくれると思います。
もしかすると、Aさん以外にもそう思っている人が居てるかもしれません。いるのであれば、追加利用を取ればいいだけ。
デイサービスの1日1回来てくれる時の単価は約1万円(時間、介護度にもより変わります)。
パンの値段(利用者様全員分)とスポット利用してくれる人の数で計算して、プラスになるならイベントをした方が得ですよね。利用者様も喜びますし。
イベントを決めれば、2週間前くらいから利用者様への声かけ、告知ポスターを作れば興味を示してくれる方が出てきます。
そうすれば、ケアマネ、家族様に確認を取りって臨時利用に繋げる。
追加利用が取れれば、売上もアップしますので、スタッフの賞与も増えるかもしれませんね。
イベントはアイディアを絞り出すより、利用者様の言っている事に耳を傾けるだけ。何も難しくはありません。
イベントをやるかやらないか。あなた次第です。
休ませない為、辞めさせない為、マンネリ化防止の為に
まとめ
・イベントの種類を使い分ける。
・定期イベントを打つ。
1回でも多く来てもらう為に、利用者様の思いに応えた
・臨時利用のイベントを打つ。
イベントを組むだけで、2年間赤字を垂れ流しているデイサービスの売上を最速で黒字運営にしました。
デイサービスで働く人たちには、いろんな思いがあります。
利用者様の集客に困っている、利用者様に喜んでもらいたいなどはイベントで簡単に解決できます。
ぜひ一度試してみてください。
イベントをする時は必ず、利用者様のことを思い、スタッフ全員が楽しんでやってください。
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