「てんちむって最近どうしてるんだろう?」
登録者160万人超えのYouTubeチャンネルが突然沈黙し、そのまま消えてしまうかと思われた——。しかし実際には、てんちむこと橋本甜歌さんは完全に消えたわけではなかった。むしろ、YouTubeからは想像もしなかった方向へと人生を大きく転換していた。
借金問題・裁判・出産・新たな起業。波乱万丈すぎる近況を、報道と本人発言をもとにまるごと整理する。
てんちむが活動休止に至った経緯をおさらい
まず現在地を理解するために、騒動の経緯を簡単に振り返っておきたい。
てんちむさんはかつて、豊胸手術の経験を隠したままバストアップ関連商品をプロデュースしたとして2020年に大炎上。返金希望者への自腹返金は約半年で完了させたものの、その後も販売元企業との民事裁判が続いていた。
そして2023年8月、自身のXで「9月末をもちまして、無期限活動休止します」と突如発表。理由については「言えません」と苦渋の表情で頭を下げ、同年12月末にはYouTubeの過去動画をすべて非公開にして、表舞台からいったん完全に姿を消した。
てんちむは現在何をしているのか?
約半年の休止を経て、2024年5月に電撃復帰
消えてしまったかのように見えたてんちむさんだったが、2024年4月、Xをおよそ半年ぶりに更新し、活動休止中に出産していたことを報告して世間を驚かせた。シングルマザーとして子どもを育てていくこと、結婚という選択肢は選ばないことも自ら明かした。
そして翌5月には、「YouTubeの復帰は考えていない」としていた発言を一転させ、全ての活動を再開すると宣言。その理由を動画の中でこう語っている。
「今回の早すぎる復帰の裏にはこういう事情もありまして、つまりは荒稼ぎしに戻ってきた感じになっちゃいましたね」
驚くほど正直な言葉だが、その背景には深刻な現実があった。裁判での損害賠償額が2〜3億円を超える可能性が高く、「休んでいる時間がもったいない」という切実な判断からの復帰だったのだ。
YouTubeは新チャンネルで再スタート
復帰後のYouTubeは旧チャンネルではなく、「スーパーてんかちゃんゴッド」(現在はチャンネル名を変更)として再出発。2024年12月の一審判決で3億8457万円の損害賠償命令が言い渡された際には、チャンネル名を「スーパーてんかちゃん敗訴」に変更するという、ある意味てんちむさんらしい開き直り方で話題を呼んだ。控訴を経て2025年以降はチャンネル名も元の「てんちむCH」に戻している。
収入はどうしている?生活は可能なのか
全盛期の稼ぎと蓄えの存在
全盛期のてんちむさんはYouTube広告収入だけでも推定1億円超、インスタグラムの企業案件も多数こなしており、20年以上にわたる芸能活動の総資産は3億円規模に達しているとも試算されている。5億円規模の返金騒動を自腹で解決できたことも、その財力の裏付けとなっている。
ショークラブのダンサー・そして経営者へ
復帰後のてんちむさんが選んだのが、ショークラブ「ロクサンエンジェル(旧:バーレスク東京)」でのダンサー活動だった。YouTubeとはまったく異なるフィールドへの挑戦だったが、ここでも持ち前の行動力を発揮。
2024年10月には、系列店「スーパースパーク東京」の代表に就任することを電撃発表。「社長に自分から直談判した」と語り、2025年1月からは経営者兼ダンサーとして新たな店舗を立ち上げた。YouTubeの数字に依存しない、”自分の名前がなくても残るもの”を生み出したいという想いが動機のひとつだという。
「いつかは自分の影響力とか名前とか数字とかがなくても、残るようなものを生み出したい」——この発言には、かつてのインフルエンサーとは異なる、起業家としての覚悟が滲んでいる。
SNSや目撃情報はあるのか
SNSは”控えめ”に継続中
InstagramとXは現在も更新を続けており、ゼロではない。ただし全盛期のような高頻度・高エンゲージメントの投稿スタイルからは離れ、活動報告を中心とした落ち着いたトーンに変化している。
メディア出演も少しずつ再開
2025年3月にはABEMAの番組「ダマってられない女たち」にVTR出演し、「賠償金3億8000万円!?てんちむ(31)の今に密着」というタイトルで特集が組まれた。またラジオ(渋谷クロスFM)にもゲスト出演するなど、テレビやネットメディアへの顔出しも少しずつ戻ってきている。
なぜ今も注目され続けるのか
「波乱万丈」が止まらないから
正直に言えば、てんちむさんへの関心はスキャンダルや炎上だけで語れるものではない。10歳で芸能界デビューし、ブロガー・ギャルモデル・YouTuberと時代に合わせて自らを更新し続けてきた人物だ。炎上後も5億円返金を自力でやりきり、出産・裁判・起業——それだけのことが30代前半に凝縮されている。
人々が検索し続けるのは、単なる野次馬的興味だけでなく、「あれだけのことがあって、今どう生きているのか」という、ある種のリアルな人間ドキュメントへの関心でもある。
女性層からの支持が根強い理由
てんちむさんには、同世代女性を中心とした根強いファン層がいる。失敗を隠さず、弱音も吐き、それでも前へ進んでいく姿勢が「自分と重なる」と感じる人が多いのだろう。完璧ではないからこそ、共感できる。インフルエンサーとしての影響力の本質は、その”人間くさい正直さ”にある。
まとめ:てんちむは消えたのではなく、変わっていた
- YouTubeは新チャンネルで再開済み。チャンネル名も「てんちむCH」に復帰。
- ショークラブ「スーパースパーク東京」の代表に就任し、経営者としての道を歩み始めた。
- 裁判(損害賠償約3.8億円)は現在も控訴中であり、返済のための稼働が続く。
- シングルマザーとして育児と仕事を両立中。
- 生活に困窮しているとは言えず、むしろ新しいステージへの移行期にある。
一度は表舞台から消えたように見えたてんちむさんが、次に何を「生み出す」のか。YouTuberとしてではなく、起業家・ダンサー・母として歩み始めたその先に、どんなストーリーが待っているのか——今後の動向から目が離せない。


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