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平良達郎:UFCで輝く沖縄の超新星、日本人初の王者へ挑戦

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格闘技
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はじめに

2025年12月7日、ラスベガスのT-モバイル・アリーナで、日本格闘技界の未来を担う若き戦士が歴史的な一歩を踏み出した。沖縄県那覇市出身の平良達郎(25歳)が、元UFC世界フライ級王者ブランドン・モレノを2ラウンドTKOで撃破。この勝利により、日本人初のUFC王者誕生という悲願が、現実味を帯びてきた。

本記事では、野球少年から世界最高峰の格闘家へと変貌を遂げた平良達郎の軌跡、そしてUFC王者への挑戦について詳しく解説する。

格闘技との運命的な出会い:兄の背中を追って

野球からの転身

平良達郎は小学3年生から野球を始めたが、心から熱中することはできなかった。中学校の部活動で野球に区切りをつけた彼の人生は、高校1年生の時に大きく変わる。

兄の影響が開いた新たな扉

キックボクシングを習っていた兄の誘いで、平良はTheパラエストラ沖縄に通い始めた。最初の3カ月間は兄と一緒にキックボクシングクラスだけに参加していたが、兄から「2人揃って打撃クラスだけに来るのはキモい」と言われたことをきっかけに、寝技クラスにも参加するようになる。

すると、寝技の面白さに目覚めた平良。実は中学時代に友達とプロレスごっこで遊んでいた経験があり、アキレス腱固めなどを極めていたという素地があった。この潜在的な興味が、総合格闘技への情熱へと繋がっていく。

師匠・松根良太との出会い

Theパラエストラ沖縄で、平良は松根良太の指導を受けることになる。この出会いが、彼の格闘技人生を決定づけた。松根の指導のもと、平良は着実に技術を磨き上げていく。

アマチュアからプロへ:快進撃の始まり

2017年、平良は第11回九州アマチュア修斗選手権大会と第24回全日本アマチュア修斗選手権大会を勝ち抜き、アマチュア修斗10戦10勝という完璧な戦績でプロへと昇格した。

2018年8月3日のプロデビュー戦では、修斗新人王決定トーナメントフライ級1回戦で大竹陽と対戦し、1ラウンド三角絞めで一本勝ち。華々しいデビューを飾った。

その後も連戦連勝を重ね、2021年には修斗世界フライ級王座を獲得。日本のトップファイターとしての地位を確立した。

なぜUFCを選んだのか:世界への挑戦

「契約することが目標ではない」

2022年2月、平良達郎はUFCと複数試合契約を結んだ。当時の平良は「契約する事が目標ではない。UFCでベルトを巻くために今を生きている」と明確な目標を語っている。

RIZINではなくUFCという選択

日本国内にはRIZINという大きな格闘技団体があるが、平良が選んだのは世界最高峰のUFCだった。この選択の背景には、真の世界一を目指すという強い意志がある。

UFCは世界中から最強のファイターが集まる舞台。そこでベルトを巻くことこそが、本当の意味での「世界一」の証明だと平良は考えた。修斗のチャンピオンになった時から、UFCのチャンピオンになることを目指してトレーニングを積んできたのだ。

沖縄への強いこだわり

興味深いことに、平良はUFC参戦後も拠点を沖縄に置き続けている。「単純に沖縄が好きですし、この環境が自分の中でベストだと思っている。そこからベルトを獲れることも証明します。生まれ育った沖縄にベルトを持って帰るのが夢です」と語る平良。

アメリカのトップジムに移籍するファイターが多い中、地元沖縄での育成環境を信じ、そこから世界の頂点を目指す姿勢は多くの人々の共感を呼んでいる。

UFCでの快進撃:日本人最多連勝記録

2022年5月14日:UFCデビュー戦

UFC初出場となったUFC on ESPN: Błachowicz vs. Rakićで、平良はカルロス・カンデラリオと対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。世界最高峰の舞台でも通用することを証明した瞬間だった。

圧倒的なフィニッシュ率

その後の試合でも、平良は驚異的な強さを見せ続けた。

  • 2022年10月:CJベルガラに腕ひしぎ三角固めで一本勝ち
  • 2023年2月:ヘスス・アギラーに腕ひしぎ三角固めで一本勝ち(2試合連続パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト受賞)
  • 2023年12月:カルロス・ヘルナンデスに左フック→パウンドでTKO勝ち
  • 2024年6月:アレックス・ペレスに2ラウンドTKO勝ち(相手の膝負傷による)

UFCデビューから6連勝を達成し、日本人最多連勝記録を樹立。そのうち多くがフィニッシュ勝利という圧倒的な内容だった。

初黒星とそこからの学び

2024年10月12日、平良はフライ級ランキング1位のブランドン・ロイバルと対戦。2ラウンドと4ラウンドでグラウンドコントロールを見せたものの、1-2の判定負けを喫し、プロキャリア17戦目で初めての黒星を記録した。

しかし、この敗北は平良をさらに成長させた。試合後、平良は「敗戦後チームは誰一人、僕がUFCのチャンピオンになることを疑ってなかったから、強くなれた」と語り、前を向く姿勢を見せた。

再起戦での完勝

2025年8月2日、約10カ月ぶりの復帰戦で、平良は当時無敗のパク・ヒャンソン(韓国)と対戦。1ラウンドに右ストレートでダウンを奪うと、2ラウンドにダブルレッグテイクダウンからフェイスクランクで一本勝ち。

「10カ月空いてここに戻ってきました。だから自分のスキルを見せる必要があった」と語った平良は、確実に進化していることを証明した。

2025年12月7日:元王者モレノを撃破

歴史的な一戦

UFC323のメインカードで、平良達郎(フライ級5位)は元同級王者で現2位のブランドン・モレノ(メキシコ)と対戦した。モレノは過去に3度もUFCフライ級王座に就いた経験を持つレジェンド。知名度、経験値ともに平良を大きく上回る相手だった。

試合展開

1ラウンド目は互いに探り合いの展開となったが、2ラウンドに平良が試合を決めた。テイクダウンを決めてバックを取ると、足四の字で相手の動きを制御。そこからバックポジションでパウンドを連打し、レフェリーがストップ。2ラウンド2分42秒、TKO勝利という衝撃的な結果となった。

試合後のアピール

平良は試合後、「UFC! プリーズギブミータイトルショット!(タイトル挑戦をください!)」とマイクパフォーマンス。王座挑戦への強い意欲を示した。

日本人初のUFC王者になれるのか

フライ級の現状

現在、UFCフライ級の王者はジョシュア・ヴァン(ミャンマー)。ヴァンは12月7日の王座戦で、前王者アレッシャンドレ・パントージャに1ラウンド負傷TKO勝ちして新王者となった。

平良の立ち位置

モレノ戦の勝利により、平良はタイトル挑戦権に最も近い位置につけた。現在のフライ級ランキングで5位の平良だが、2位の元王者を倒したことで、次の挑戦者候補の筆頭に躍り出た可能性が高い。

日本人UFC王者への道

これまで日本人でUFCの王座を獲得した選手はいない。中村K太郎、岡見勇信、堀口恭司など、多くの日本人ファイターがUFCの舞台で戦ってきたが、ベルトには届かなかった。

平良達郎は25歳という若さで、すでに元王者を倒す実力を証明した。圧倒的な寝技技術、進化し続ける打撃、そして冷静な試合運び。全てを兼ね備えた平良こそが、日本人初のUFC王者に最も近い存在と言えるだろう。

強みと課題

平良の強み:

  • 卓越した寝技技術(特にバックポジションからのフィニッシュ)
  • 高いフィニッシュ率(UFC戦績8勝1敗、うちフィニッシュ6回)
  • 若さと成長余地
  • メンタルの強さ(初黒星から見事に復活)

今後の課題:

  • ランキング上位選手との打撃戦での対応
  • 5ラウンドを戦い抜くスタミナ
  • 世界トップレベルのレスラーへの対策

新時代の幕開け

平良達郎の快進撃は、日本の総合格闘技界に新たな希望をもたらしている。兄の影響で始めた格闘技が、今や日本人初のUFC王者という歴史的偉業に繋がろうとしている。

「UFCでベルトを巻くために今を生きている」

この言葉通り、平良は一歩一歩、確実に頂点へと近づいている。沖縄という地元を大切にしながら、世界の頂点を目指す姿勢は、多くの若者たちに夢と勇気を与えている。

2025年、日本格闘技界の歴史が変わる瞬間が訪れるかもしれない。平良達郎の挑戦から、目が離せない。

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