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【RIZINファイター】萩原京平|地下格闘技出身アンダーグラウンドエンペラーの野望

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1995年12月28日、大阪府豊中市に生まれた萩原京平。今やRIZINを代表するファイターの一人となった彼のキャリアは、決して平坦なものではなかった。連敗の苦悩、復活の喜び、そして「アンダーグラウンドエンペラー」という異名に込められた彼のルーツ。この記事では、萩原京平という格闘家の真の姿に迫る。

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ラグビーに打ち込んだ青春時代

萩原京平の格闘家としての原点を語る上で、まず触れておきたいのが彼の学生時代だ。中学時代はラグビーに熱中していたという彼。小学校時代には野球に打ち込み、兄も野球エリートとして知られていた。

しかし、中学に進学すると野球からラグビーへと競技を変更。地元豊中市には当時ラグビー部のある中学校が限られており、第四中学か第十二中学のいずれかに通っていたと推測される。体を激しくぶつけ合うラグビーというスポーツが、後の格闘家としての土台を築いたことは間違いない。

興味深いのは、17歳頃には「歳で言ったら高校生ですね」と語っていることから、高校には進学していないか中退した可能性が高いという点だ。この時期、彼の人生は大きく動き始めることになる。

運命を変えた格闘技との出会い

17歳頃から格闘家に憧れるようになり、地元に誰でも使える24時間無料開放のジムができたことがきっかけで、友達とそこに集まりトーナメントを開催するなど、本格的に格闘技の世界に足を踏み入れた。

この無料ジムこそが、萩原京平の人生を変えた場所だった。サンドバッグやシャワーなど設備が整っているにもかかわらず、誰でも自由に使えるというこのジムで、彼は地元の仲間たちとスパーリングを重ね、実戦経験を積んでいった。

当時の格闘技シーンは正規の団体だけでなく、「地下格闘技」と呼ばれるアンダーグラウンドな世界も存在していた。地下格闘技は不良たちの喧嘩に近く、アウトローな人たちも多く出場するため、母親からは格闘家としての活動を反対されていたという。しかし、そこでの経験が萩原を鍛え上げ、アマチュア大会など地下格闘技で20戦16勝4敗という圧倒的な成績を残した。

「アンダーグラウンドエンペラー」誕生の背景

萩原京平の異名である「アンダーグラウンドエンペラー」。この称号は決して虚飾ではない。地下格闘技という過酷な環境で培われた彼の精神力とファイトスタイルは、正規団体のリングに上がってからも健在だった。

2017年3月26日、DEEPでプロデビューを果たした萩原は、地元大阪を中心に経験を積み、2020年8月、RIZIN初出場となったRIZIN.22で白川陸斗と対戦し、3回にスタンドパンチ連打によるTKO勝利を飾った。

デビュー当初は「咬ませ犬」とも呼ばれた萩原だったが、その評価を見事に覆した。特に印象的だったのが、2020年11月、内村洋次郎との対戦で1回22秒という衝撃的な速さでKO勝利を収めた試合だ。

そして、2020年大晦日のRIZIN.26では、試合前から舌戦を繰り広げていた平本蓮と対戦し、グラウンドで圧倒、膝蹴りで平本の頭蓋骨を陥没骨折させるなどのダメージを与え、マウントパンチでタオル投入による2回TKO勝利。2020年8月から年末までの5か月で4戦し、人気と知名度を獲得した。

この破竹の勢いは、萩原の人生を一変させ、「ボロい長屋育ちの少年」だった彼は、2021年から新築高級マンションの高層階に住めるようになり、マセラティのギブリやレクサスのLX570などの高級車を購入できるようになったのだ。

試練の時:RIZINでの連敗

しかし、格闘技の世界に安定はない。2021年10月、朝倉未来との対戦で判定負けを喫すると、2022年には弥益ドミネーター聡志、クレベル・コイケ、鈴木千裕に立て続けに一本負けするなど、厳しい時期が続いた。

特に深刻だったのが、2023年9月の牛久絢太郎戦、2024年3月の武田光司戦、同年9月の高木凌戦と3連敗を喫したことだった。武田戦後のインタビューでは「限界なのかと思いました」「本気で世界のトップを目指してやってきたんですけど、そういうのを考えたときに今日の結果で厳しいのではないかと思いました」と語るなど、精神的にも追い込まれていた様子が伺えた。

高木戦後には「応援は嬉しいですけど、そこに応えられへん自分が不甲斐ない」「また同じパターンで負けて。もう特に何も言うことないですね」と、絶望の淵に立たされていた。

転機:TRIBE TOKYO MMAへの移籍

2024年夏から長南亮代表率いる「TRIBE TOKYO MMA」に拠点を移した萩原。この決断が、彼のキャリアに新たな光をもたらすことになる。

2025年3月、RIZIN.50でトビー・ミセッチを相手に衝撃の26秒TKO勝利を収めた。3連敗をストップし、KO勝利は実に4年ぶりとなるこの復活劇に、会場は沸いた。試合後、萩原は「ずっと皆の期待を裏切ってきた。もう負けないので、ここから勝ちまくってみんなにいい景色を見せたい」と宣言した。

そして2025年5月の前戦では、JTTの西谷大成にカーフキックを効かせての左フックで1R KO勝ちを飾り、2連勝を達成。萩原京平の復活は本物だった。

秋元強真との因縁対決へ

萩原の前に立ちはだかるのが、19歳の超新星・秋元強真だ。2025年7月の『超RIZIN.4』で赤田功輝に勝利した秋元が、リング上から「いつまでも朝倉未来さんに執着してる萩原選手」と呼びかけたところで、萩原がリングに乱入。秋元が「ザコ!」と挑発すると萩原も「お前生意気やな。お前にムカついてんねん!」とヒートアップし、因縁が生まれた。

9月5日の記者会見で秋元は「正直、レベルが違う。ナメた態度で挑んできたことを萩原選手の地元に近い神戸で恥ずかしいぐらい何もさせずボコボコにして、その発言を後悔させようと思います」と圧倒的な勝利を宣言。一方の萩原も「絶対にアイツより俺のほうが強い。だいぶ天狗になって勘違いしてると思うので、伸びた鼻を折る。全局面で圧倒する」と応戦した。

2025年11月3日、神戸GLION ARENA KOBEで開催される『RIZIN LANDMARK 12 in KOBE』のメインイベントで、この因縁に決着がつく。

戦成績とファイタープロフィール

萩原京平(SMOKER GYM)戦績:9勝10敗 29歳の萩原は、地元神戸に近い会場での戦いとなります。過去には3連敗を喫したものの、TRIBE TOKYO MMAへの移籍後に2連勝と復調。2025年3月にはトビー・ミセッチを1ラウンドTKO、5月には西谷大成をカーフキック&左フックで1ラウンドKOと、フィニッシュ力の高さを証明しています。

秋元強真(JAPAN TOP TEAM)戦績:9勝1敗 19歳の新星は、2024年大晦日に元谷友貴との王座次期挑戦者決定戦で唯一の黒星を喫したものの、その後は高木凌、赤田功輝を撃破して勢いを取り戻しています。朝倉未来への推薦を受けJAPAN TOP TEAMに移籍し、若さと冷静さを兼ね備えたストライカーとして評価されています。

両者の強みと戦術分析

萩原の武器はカーフキックを起点とした打撃展開です。序盤から相手の足を削りリズムを掴み、左ストレートと打撃スピードで圧倒する戦法を得意としています。冷静な試合運びと、ここぞという場面でのフィニッシュ能力の高さが光ります。

対する秋元は右ストレートとスピードが持ち味。19歳という若さながら、テンポの速い攻防の中でも落ち着いてチャンスを見逃さない判断力を持ち合わせています。グラップリングにも対応できる総合力も魅力です。

勝敗予想:萩原京平の地元判定勝利

予想:萩原京平の判定勝利

この一戦は接戦が予想されますが、僅差で萩原に軍配が上がると見ます。理由は以下の3点です。

第一に、萩原の地の利とモチベーション。地元神戸での戦いは精神的支柱となり、因縁の相手への執念が爆発力を生むでしょう。

第二に、経験値の差。19歳の秋元に対し、萩原は数々の修羅場を経験した29歳のベテラン。TRIBE TOKYO MMAでの進化も著しく、技術面での完成度が上回ります。

第三に、打撃の精度とカーフキック。萩原のカーフは秋元の機動力を奪う有効な武器となり、中盤以降に優位性を発揮するはずです。

ただし、秋元の若さゆえの勢いとスピードは脅威です。序盤の展開次第では秋元の電撃的なフィニッシュの可能性も十分にあります。打撃での撃ち合いとなれば、どちらにも勝機がある好カードと言えるでしょう。

会見でのバチバチのやり取りから、試合はヒートアップ必至。11月3日の神戸大会は、RIZIN注目の一戦として記憶に残る戦いとなるはずです。

萩原京平が示すもの

萩原京平という格闘家は、地下格闘技という厳しい環境から這い上がり、RIZINのリングで栄光と挫折を味わい、そして再び立ち上がった。

高級車購入の理由について「高級車が本気でほしいと思って買っているわけではないです。こういうものを買って発信して、若い世代に『格闘技(RIZIN)でのし上がればこういう生活ができる』と思ってほしかった」と語る彼の言葉には、後進への想いが込められている。

胸に刻まれたコウモリのタトゥーには、事故で亡くなった小学校時代からの親友への想いが込められている。格闘技の世界で戦い続ける原動力は、仲間への誓いでもあるのだ。

進化し続けるアンダーグラウンドエンペラー

ラグビーで培った肉体、地下格闘技で磨いた闘争心、そしてRIZINで経験した栄光と挫折。すべてが今の萩原京平を形作っている。

3連敗から2連勝へと復活を遂げた彼が、次に見据えるのは秋元強真との対決、そしてその先にある朝倉未来との再戦。地元・神戸に近い舞台で、アンダーグラウンドエンペラーは再び吠える。

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