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里崎智也の金銭哲学:ロッテ逆指名の戦略と「4・4・2の法則」で築いた堅実な資産形成術

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はじめに:世界一の捕手が実践した賢いお金の哲学

2006年のワールド・ベースボール・クラシックで日本を世界一に導き、千葉ロッテマリーンズで2度の日本一を経験した里崎智也氏。現役引退後は野球解説者、YouTuberとして活躍し、登録者数60万人超の「里崎チャンネル」を運営する異色の元プロ野球選手です。

しかし、彼の真骨頂は野球の実績だけではありません。プロ入り当初から徹底した金銭管理を実践し、引退後も安定した生活を送る里崎氏の「お金の哲学」は、多くのビジネスパーソンにとって参考になる知恵に満ちています。

なぜロッテを逆指名したのか:22歳の戦略的キャリア選択

逆指名制度を活用した冷静な判断

1998年のドラフトで千葉ロッテマリーンズから2位指名を受けた里崎氏は、当時の逆指名制度を巧みに活用しました。多くの選手が憧れる巨人や阪神といった人気球団ではなく、なぜロッテを選んだのでしょうか。

その答えは極めて戦略的でした。里崎氏は事前に各球団の捕手事情を徹底的に調査し、ヤクルトには古田敦也、横浜には谷繁元信という名捕手がいたため、これらの球団では試合に出場する機会が限られると判断しました。

当時のロッテは清水将海と橋本将を併用していましたが、決定的な正捕手が不在の状況でした。里崎氏はここにチャンスを見出したのです。

「試合に出てナンボ」の哲学

里崎氏自身が後年語ったところによると、「強豪チームではファームでの競争に埋没してしまうリスクが高い。プロは試合に出てナンボの世界。チームが弱くても自分がレギュラーで結果を出し続ければ、現役20年以上生き残れる」という考えがありました。

この判断は的中します。2005年と2010年にロッテを日本一に導き、2006年のWBCでは正捕手として日本代表を世界一に導くという輝かしい実績を残しました。

里崎流「4・4・2の法則」:現役時代から実践した資産形成術

4・4・2の法則とは

里崎氏が現役時代から今も実践している金銭管理の基本が「4・4・2の法則」です。これは収入のうち4割が税金、4割を貯蓄、残りの2割で生活するという配分です。

たとえば年俸1億円であれば、税金に4000万円、貯蓄に4000万円、生活費として2000万円を使うという計算になります。「4割税金、4割貯蓄、年俸の2割は使っていい」とし、これが「ハッピーなエンジョイ引退ライフが送れます」と語っています。

一般的なビジネスパーソンへの応用「2・4・4の法則」

一般的なビジネスパーソンの場合、税金が2割になるため「2・4・4の法則」として応用できます。つまり、2割が税金、4割が貯蓄、4割を自由に使えるという配分です。

年収400万円なら、10年後には1600万円が貯まる計算になります。この法則の背景には、税理士からのアドバイスがありました。「引退するときに、家を持っていたら2億円、家を持っていなかったら4億円の貯蓄を目標にしましょう」という具体的なゴールが示されたことで、里崎氏は納得して取り組んだといいます。

プロ入り直後から始めた月10万円の天引き貯金

里崎氏は千葉ロッテマリーンズに入団してから16年間、毎月10万円の積立貯金を継続し、引退時には約2000万円が貯まっていました。

年俸が800万円台まで下がった年もありましたが、年間120万円の天引きを続けました。「最初からないものとして生活する」ことで、5年で引退しても600万円が貯まり、次のキャリアに向けた選択肢を持てると考えていました。

この天引き貯金は、引退後の税金対策としても機能しました。プロ野球選手は個人事業主のため、前年分の年俸の税金を翌年申告します。引退して収入が減ったときに現役時代と同等額を納税しなければならないため、天引きで貯めたお金をその税金に充てようと考えていました。

お金を使わないエピソード:堅実な生活習慣の数々

月3〜5万円の私生活費で満足

里崎氏は現役時代も引退後も、無駄なお金を使いません。お酒もそんなに飲まず、タバコも吸わず、引退後の仕事以外で使っているお金は月に3〜5万円くらいだといいます。

「1か月のお小遣いは3〜5万円です。好きな仕事で忙しく、お金がかからない趣味が多いので、このくらいで足りています」と語っています。

普段着はユニクロ、スマホは型落ちモデル

プライベートの普段着はユニクロを愛用し、「今日はもう昼過ぎですけど、まだ1円も使っていないかも。飲み物も現場に行くと用意してくださっていることがほとんどです」と語るほど、日常生活では節約を徹底しています。

スマホは仕事用とプライベート用の2台持ちですが、「だいぶ前に買ったiPhone 12 Pro Maxと安いiPhone SEを使い続けています。僕は壊れるまで使うタイプです」。最新の高性能スマホでなくても十分というスタンスです。

コストパフォーマンスを重視した買い物

商品を選ぶときは、コストパフォーマンスを考えて払う金額を決めます。「スーパーに買い物に行くと、マグロの刺身が1500円だと高いと感じます。僕は500円のマグロでもおいしく食べられるので、その金額がマグロを買うときの基準になっています」。

「外では羽振りよく、家では質素に」のメリハリ

里崎氏のモットーは「外では羽振りよく、家では質素に」です。後輩を連れて食事に行けば一晩で何十万円使うこともありますが、それ以外の場面ではほとんどお金を使いません。

「プロの世界では先輩が後輩に飲食代をおごる習慣があります。遠征先で後輩やスタッフ、裏方さんも含めてみんなで焼肉に行くときは奢っていました。でも僕1人なら中華屋の定食で幸せです」。使うべきところで使い、それ以外は徹底的に節約するメリハリが特徴です。

高級品は最初に体験、その後は必要性を見極める

里崎氏は「ブランドのスーツ、最高級の時計、五つ星のホテル、ミシュランのレストラン、なんでもいいんですけど、それを一度体験した上で、自分に必要かどうか、幸せを感じるかどうかを見極めていくと、自分の価値観で生活できるようになる」と語っています。

入団時の契約金で約1300万円の車を購入しましたが、これが「里崎史上最高の高級車」です。一度高級品を経験することで、その後の買い物の基準を確立したのです。

お金を大事にする理由:家族の幸せと選択肢の確保

「お金がない」で可能性を閉ざしたくない

里崎氏は「何かやりたい、となったときにお金が理由でノーと言いたくないんですよ。とにかく『お金がないから無理やな』と可能性を閉ざしたくない。お金があれば未来の不安感が消えるんです」と語ります。

「お金は安心材料であり、子どもの将来の選択肢を広げるもの。お金があれば何でも手に入るわけじゃないですけど、大部分の不幸は回避できます」という考え方が、彼の金銭哲学の根底にあります。

投資も堅実に:プロの助言を活用

現役時代に積み立てた2000万円を元手に投資を始めた里崎氏は、最初は個別株に挑戦しましたが、現在は投資信託に切り替えています。「多忙な里崎さんには、インデックス・ファンドの長期保有がいい」という証券会社の担当者のアドバイスに従いました。

「自分でできる人は自分でやればいいし、そうでないなら証券会社の手数料はサービスへの対価だと考える。手数料を払ってもプラスになるなら勝ちだし、手数料が低くてもマイナスになるなら負け」という現実的な視点も持っています。

まとめ:里崎智也から学ぶ賢いお金の哲学

里崎智也氏のお金に対する考え方は、決して特別なものではありません。むしろ、誰でも実践できる堅実な方法の積み重ねです。

里崎流・賢いお金の哲学のポイント

  1. 戦略的なキャリア選択:人気や憧れではなく、自分が活躍できる環境を冷静に判断する
  2. 4・4・2の法則(一般人は2・4・4):収入を税金・貯蓄・生活費に明確に配分する
  3. 天引き貯金の徹底:最初からないものとして、決まった額を自動的に貯蓄する
  4. メリハリのある消費:使うべきところで使い、それ以外は徹底的に節約
  5. コスパ重視の買い物:必要性と価値を見極め、無駄な出費を避ける
  6. お金は安心材料:将来の選択肢を確保し、不幸を回避するための手段

里崎氏は「そもそも必要以上に多くお金を使うことを、カッコイイと思いますか?僕はそうは思いません」と語ります。見栄や虚勢のためではなく、本当に大切なもののためにお金を使う。この原則を守り続けることで、里崎氏は現役引退後も豊かで自由な生活を手に入れているのです。

プロ野球選手という華やかな世界にいながら、地に足のついた金銭感覚を持ち続けた里崎智也氏。彼の実践する「賢いお金の哲学」は、年収や職業に関わらず、すべての人が参考にできる普遍的な知恵といえるでしょう。

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