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丸山ゴンザレス|考古学者の夢から危険地帯ジャーナリストへの転身

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世界の闇を照らす異色のジャーナリスト

丸山ゴンザレス――。この独特な名前を持つジャーナリストは、世界中のスラム街や犯罪多発地帯を渡り歩く「危険地帯ジャーナリスト」として知られています。

宮城県仙台市出身で、國學院大學大学院文学研究科史学修士号を取得した考古学者崩れという異色の経歴を持つ彼は、どのようにしてジャーナリストの道を歩むことになったのでしょうか。

考古学への憧れ――少年時代の夢

丸山ゴンザレスは小学生の頃、映画『インディ・ジョーンズ』や漫画『マスターキートン』にハマり、将来は考古学者になりたいと思っていました。幼少期から考古学者シュリーマンの学習まんがに熱中し、高校時代には青春18きっぷで島根や奈良の古墳や神社を訪問するなど、その情熱は本物でした。

格闘技にも熱心に取り組んでおり、中学時代は柔道部で仙台市の大会で優勝経験を持ち、高校時代は漫画『空手バカ一代』の影響で極真空手にハマり、大道塾へ通っていました。仙台育英学園高等学校に進学したものの、実は公立高校の入試に失敗しての入学でした。

大学院修了後の迷走期

國學院大學文学部史学科を卒業し、同大学院文学研究科史学専攻で修士号を取得した丸山ゴンザレスさんでしたが、夢だった考古学の道は歩みませんでした。その理由は旧石器捏造事件――考古学界を揺るがした大スキャンダルが、彼の心に深い失望を与えたのです。

その後の丸山ゴンザレスの経歴は、決して順風満帆ではありませんでした。大学院修了後、無職、日雇い労働を経験するなど、厳しい時期を過ごします。この期間に、彼は社会の底辺や裏側を肌で感じる経験を積んでいきました。

ジャーナリストとしての始動

やがて出版社に勤務し、編集の仕事に携わるようになります。そして2005年、『アジア「罰当たり」旅行』(彩図社)で作家デビューを果たしました。この本が、彼のジャーナリストとしてのキャリアのスタート地点となります。

出版社勤務を経て独立すると、丸山ゴンザレスは自身の特異な視点と行動力を活かし、犯罪、人権、貧困、文化問題などを扱う取材活動を本格化させていきます。2010年2月には、旅行作家の嵐よういちとともにインターネットラジオ『海外ブラックロードpodcast』を開始し、裏社会情報の発信にも注力しました。

「クレイジージャーニー」出演で大ブレイク

転機となったのは、TBSのテレビ番組『クレイジージャーニー』への出演でした。丸山ゴンザレス自身が「世間の自分を見る目が変わった」瞬間として挙げるのは、2015年の『クレイジージャーニー』特番への出演後で、番組出演後にSNSフォロワーが激増したといいます。

番組では、世界中のスラム街や犯罪多発地帯を渡り歩く「危険地帯ジャーナリスト」として没入感のある冒険的な報道スタイルが高く評価されました。ボディーガードも付けずにギャングのアジトへ潜入し、住民さえも近づかない危険地帯に足を踏み込む姿は、多くの視聴者に衝撃を与えました。

フィリピンのトンド地区にある”スモーキーマウンテン”、ナイジェリアの世界最大の水上スラム・マココ、イタリアの”ヨーロッパの麻薬倉庫”と呼ばれる巨大スラム・ヴェーレなど、30カ所以上のスラムを取材。中米最危険国ホンジュラスや、エクアドルの違法鉱山など、まさに命がけの取材を続けてきました。

YouTube進出と新たな発信スタイル

2020年3月、丸山ゴンザレスは自身のYouTubeチャンネル『丸山ゴンザレスの裏社会ジャーニー』を開設し、テレビでは放送できない内容も含めた情報発信を開始。このチャンネルは大人気となり、現在では120万人を超える登録者を獲得しています。

YouTubeでは、裏社会に詳しい人物との対談や、テレビでは触れられない深い社会問題についての考察など、より踏み込んだ内容を展開。2025年5月にはチャンネル名を『丸山ゴンザレスのディープな世界』に変更し、その理由として昨今の裏社会に対する風当たりから様々な弊害が出てきたためと説明しています。

「丸山ゴンザレス」という名前の由来

多くの人が気になる「ゴンザレス」という芸名について、自身の書籍の名前をつける際に、苗字と名前のどちらかをカタカナにすることが流行っていた時期があり、怪獣っぽい雰囲気が良いとアドバイスをもらい、片っ端からカタカナの名前を挙げていった結果「ゴンザレス」と口にした瞬間、当時の編集長が「それだ!」と決まったそうです。本名については公表されていませんが、書籍の著者名から推測されるのみとなっています。

丸山ゴンザレスが伝えたいメッセージ

彼の取材スタイルの根底にあるのは、”危険地帯巡り”ではありません。丸山ゴンザレスは決して「裏社会専門」というわけではなく、それらに付随した街や制度、スキーム、そこに暮らす人々を取材することが目的で、国によって合法・違法の事柄の違いが面白く、そういった場所が世界にはあることを伝えたいと語っています。

私たちが安全な日本で暮らしている間にも、世界には想像を絶する環境で生きている人々がいます。丸山ゴンザレスの仕事は、そうした現実を日本の視聴者に届け、世界の多様性と問題について考える機会を提供することなのです。

異色の経歴が生んだ独自の視点

考古学者を夢見た少年が、無職や日雇い労働を経験し、やがて世界中の危険地帯を取材するジャーナリストへと変貌を遂げた――。丸山ゴンザレスのキャリアは、決して一本道ではありませんでした。しかし、その回り道こそが、彼にしか見えない視点と、誰にも真似できない取材スタイルを生み出したのです。

格闘技で鍛えた肉体と精神力、考古学で培った分析力、そして底辺社会で得た経験――これらすべてが融合し、唯一無二の「危険地帯ジャーナリスト」丸山ゴンザレスが誕生しました。

現在も彼は、國學院大學学術資料センター共同研究員として学術活動を続けながら、書籍執筆、テレビ出演、YouTube配信と幅広く活動しています。世界の闇を照らし続ける彼の今後の活動から、ますます目が離せません。

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