はじめに
「同情するならカネをくれ!」のセリフで一躍国民的子役となった安達祐実さん。華やかなキャリアの裏には、母親との複雑な関係が存在していました。子役時代のギャラ管理から始まり、最終的には絶縁に至った母娘の関係について、詳しく解説します。
子役時代のギャラ管理の実態
母親がすべてを握っていた収入
安達祐実さんは、2019年に放送されたバラエティ番組で、子役時代のギャラについて衝撃的な証言をしました。1994年に大ヒットしたドラマ『家なき子』などで得た莫大な収入は、すべて母親の安達有里さんが管理していたのです。
当時のギャラについて、安達さん本人は「ほとんどをお母さんが搾取していた」と表現しています。その証拠として、自宅が大規模にリフォームされたり、家の中にヴィトンのバッグがたくさん置いてあったりしたことを明かしています。
子役の稼ぎで変わった生活
子役として得た収入が、家族の生活水準を一変させました。しかし、その恩恵を受けたのは主に母親であり、安達さん自身はわずかなお小遣いしか受け取れなかったといいます。当時まだ幼かった安達さんには、自分の稼ぎがどれほど大きいものかを理解することも、疑問を持つこともできませんでした。
ステージママから表舞台へ ― 母親の変貌
「一卵性親子」と呼ばれた二人三脚
安達祐実さんが2歳で芸能界入りして以降、母親の安達有里さんは敏腕ステージママとして娘を支えてきました。その密着ぶりは「一卵性親子」と呼ばれるほどでした。
しかし、娘の成功が母親を変えていきます。安達有里さんは次第に「娘の母親」という立場に満足できなくなり、自ら表舞台に立つようになったのです。
衝撃のヘアヌード写真集と全身整形
2000年代に入ると、安達有里さんの行動はエスカレートしていきます。ヘアヌード写真集の発売、そして2008年には690万円をかけた全身美容整形手術を実施し、その様子を写真集として発売しました。
さらに2009年7月には、官能ビデオまがいの作品に出演。これには、安達さんが所属していたサンミュージックも苦言を呈するほどでした。母親のこうした行動に対し、安達さんは「私と同じものとしては見ないでください」とコメントするのが精一杯でした。
母娘関係の決定的な亀裂
初恋の相手との再婚という衝撃
母親との関係が決定的に悪化した出来事の一つが、安達さんの初恋の相手だったAD(アシスタントディレクター)との再婚でした。幼い娘が初めて恋心を抱いた相手と母親が結婚するという、信じがたい事態が起きたのです。
ある日帰宅すると、その男性がおり、母親から「この人が新しいお父さんよ」と告げられた安達さんの衝撃は計り知れません。このエピソードは、母親の配慮の欠如を象徴する出来事として語り継がれています。
子どもを巡るトラブル
安達さんは2005年にスピードワゴンの井戸田潤さんと結婚し長女を出産、2014年にはカメラマンの桑島智輝さんと再婚し長男を出産しました。仕事に専念するため、子どもたちを母親に預けることもありましたが、これが新たなトラブルの火種となります。
2023年、安達さんは子どもたちを母親の家から連れて帰りました。長男は母親の家を出た後、「有里ちゃんが怖い」と漏らしていたと報じられています。この出来事を母親側が週刊誌に売り込んだことで、安達さんの不信感は頂点に達しました。
金銭トラブルと絶縁宣言
繰り返される金銭の要求
2024年、安達祐実さんは週刊文春の取材に応じ、母親との絶縁を明言しました。その背景には、母親からの度重なる金銭要求がありました。
安達さんの友人によれば、母親は何度も娘に対して金銭を無心していたといいます。子役時代からの収入を使い果たした後も、成功した娘に依存し続ける姿勢は変わりませんでした。
「今後、私から連絡することはない」
週刊誌の取材で安達さんは、「母のすることで理解に苦しむことも多くありました。今後、私から連絡することはないと思います」と明確に語っています。
子役時代から40年以上にわたる複雑な関係に、ついに終止符を打つ決断をしたのです。この絶縁宣言は、安達さんが自分自身と子どもたちを守るための、苦渋の選択でした。
弁護士を通じた警告書
安達さんは母親に対し、弁護士を通じて正式な警告書を送付しました。母親が娘の名前を使ってメディアに情報を提供したり、「安達祐実ママホームパーティー」といった娘の名前を冠したイベントを開催したりすることに対する法的措置も辞さない姿勢を示しています。
絶縁後の安達祐実 ― 新たな人生のスタート
自立した女優として
2021年11月、安達さんは30年所属したサンミュージックを退社し、個人事務所を設立しました。母親の影響から完全に離れ、自分自身のキャリアを自らの手で管理する道を選んだのです。
女優業に加えて、アパレルやコスメのブランドを手掛けるなど、多角的な活動を展開。「奇跡の40代」と呼ばれる美貌を保ちながら、精力的に仕事をこなしています。
母親を反面教師として
安達さんは現在、2人の子どもの母親でもあります。自身が経験した辛い幼少期を子どもたちには味わわせないという強い決意を持って、子育てに向き合っています。
母親との関係で学んだことを糧に、健全な親子関係を築こうと努力する姿は、多くの人々の共感を呼んでいます。
まとめ ― 「毒親」からの解放
安達祐実さんと母親の関係は、いわゆる「毒親」問題の典型例として注目されています。子役時代のギャラの搾取から始まり、母親の過度な自己顕示欲、金銭トラブル、そして絶縁に至るまでの経緯は、親子関係の難しさを浮き彫りにしています。
しかし同時に、安達さんの選択は、どんなに苦しい関係でも「血縁だから」と我慢し続ける必要はないというメッセージでもあります。自分自身と子どもたちの未来を守るために下した決断は、多くの人々に勇気を与えています。
現在の安達祐実さんは、過去の経験を乗り越え、女優として、母親として、一人の人間として、自分らしい人生を歩んでいます。その姿は、どんな困難な状況からでも再出発できることを示す希望の光となっているのです。



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