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細川一颯 ─ 喧嘩自慢からライト級王者へ駆け上がった男

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ブレイキングダウン
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ブレイキングダウンが生んだスター

ブレイキングダウンのライト級王者として君臨する細川一颯。2025年7月の大会で王座を獲得し、注目を集める存在となった。

しかし、彼がここまで辿り着く道のりは決して平坦ではなかった。空手少年からサッカー特待生、そして建設現場作業員という異色の経歴を持つ25歳の男は、いかにして頂点へと駆け上がったのか。

空手で培った才能とサッカー特待生時代

細川は6歳から11歳まで極真空手を習い、全日本優勝の実績を持つ。幼少期から並外れた身体能力を発揮していた彼は、格闘技の才能を既に開花させていた。

その後、サッカーで特待生として東海学園高校に進学。愛知県の名門校でインターハイ出場を経験するなど、スポーツマンとしての素質を磨いた。しかし、ここで細川の人生は大きな転換を迎える。

高校中退から建設現場へ:人生の転機

細川は高校を中退し、その後5年間建設現場で働くことになる。華やかなスポーツ選手の道から一転、現場作業員としての日々。この時期について、細川本人は多くを語っていないが、彼は「喧嘩自慢」の他の参加者とは違って恵まれた環境で育ってきたと話している。

ヤンチャな一面もあったようだ。10代の頃は朝方まで毎週ビリヤードを友達とやっており、かなりやんちゃな生活を送っていたという。青春時代の夜遊びや仲間との時間は、後の彼の「喧嘩自慢」としての素質を育んでいたのかもしれない。

建設現場での5年間は、細川にとって鍛錬の日々でもあった。重労働を通じて得た肉体的強靭さは、後の格闘技キャリアの礎となる。しかし、彼は新たな環境を求めていた。その転機となったのが、萩原工業との出会いだった。

萩原工業との運命的な出会い

細川が萩原工業に入社したきっかけは、社長の萩原裕介に憧れており、インスタグラムで社員募集を見て思い切って応募したことだった。

面接では、5人の面接官のうち4人が不採用の評価を下していた。細川はポケットに手を突っ込み「〜っす」という話し方をしていたという。しかし、萩原裕介社長だけが評価を◎とした。

この一つの決断が、細川の人生を大きく変えることになる。

萩原裕介は元アウトサイダー出身で、高校時代はボクシング部に所属しインターハイに出場経験を持つ。独立して萩原工業を創業し、土木業全般、不動産関連、太陽光発電関連と幅広い事業を手がける経営者となっていた。

入社後、細川は萩原社長の運転手兼ボディーガードとして働くようになった。

細川はリング上で「萩原社長、いつもろくに仕事しなく、格闘技に集中させていただいてありがとうございます。でも僕は萩原さんのようにかっこよくなりたくて、ここにきました」と感謝を伝えた。

萩原工業での日々は、細川にとって格闘技への道を開く重要な時期となった。萩原の勧めで2022年から総合格闘技を始めることになったのだ。社長の背中を見ながら、細川は新たな挑戦へと踏み出していった。

ブレイキングダウンでの躍進

喧嘩自慢100人企画での勝利

2023年、ブレイキングダウンの「全国の喧嘩自慢100人の頂点決めてみた」が開催され、決勝まで進み、よーでぃーとの延長4回に及ぶ戦いを制して優勝。

この優勝により、細川はブレイキングダウンと年間契約の1000万円を獲得。

喧嘩自慢の頂点に立った瞬間だった。

プロ格闘家との対戦

2024年2月のブレイキングダウン11では、地下格闘技レジェンドの大島渓太郎との対戦で右フックを炸裂させダウンを奪い、判定勝利を収めた。

そして運命の一戦が訪れる。細川は才賀紀左衛門と対戦し、早々にダウンを奪い、その後も冷静に試合を運んで判定5-0で勝利。プロ格闘家を相手にKO勝利を収め、その実力を証明した。

ライト級王座獲得

2025年7月13日、おおきにアリーナ舞洲で開催されたブレイキングダウン16のライト級タイトルマッチで、細川は王者NAOと対戦。ゴングから気迫をほとばしらせ、蹴りと拳の連打で攻め込み、最後まで主導権を握って判定4-0で勝利し新王者に輝いた。

「いや〜やったよ〜。色々言われてるBDでありますが、こんな大勢の前で戦えて幸せです」。細川の言葉には、ここまでの苦労と喜びが滲んでいた。

プライベート:ABEMAアナウンサーとの交際

格闘家・細川一颯とABEMAの瀧山あかねアナウンサーとの交際が報道された。出会いはブレイキングダウンのABEMA特集で、瀧山からインスタグラムのフォローがあり、細川がDMを送ったことがきっかけだという。

瀧山は細川の6歳年上で、「ブレイキングダウンに出てくるような強い男性がタイプ」と公言していた。まさに理想の相手との出会いだった。

細川一颯の魅力と強さの秘密

細川の強さは、幼少期からの空手経験、サッカーで培った脚力とスタミナ、そして建設現場で鍛えた肉体が融合したものだ。彼の武器は鋭いステップワークと的確なローキック、そして連打の技術にある。

細川の最大の武器はスピードとタイミングを見極めた打撃技術で、特に右ストレートの威力は対戦相手にとって脅威とされている。

また、彼の魅力は格闘技の実力だけではない。爽やかなイケメンルックスと、リング上での激しさとのギャップ、そして萩原社長への敬意を忘れない人間性が、多くのファンを惹きつけている。

喧嘩自慢から王者へ

細川一颯の人生は、決して順風満帆ではなかった。空手少年からサッカー特待生、高校中退、建設現場作業員という紆余曲折を経て、萩原工業との出会いが彼の人生を変えた。

運命的な入社面接から始まり、社長の背中を追いかけながら格闘技の世界へ。喧嘩自慢100人企画での優勝、プロ格闘家へのKO勝利、そしてライト級王座獲得。わずか数年で頂点へと駆け上がった25歳は、今もなお進化を続けている。

萩原社長への感謝を忘れず、謙虚さを持ちながらも、リング上では容赦ない戦いぶりを見せる。その二面性こそが、細川一颯という男の魅力なのだろう。

建設現場で汗を流した日々、朝までビリヤードに興じたやんちゃな青春時代。それらすべてが今の王者を作り上げた。細川一颯の物語はまだ始まったばかりだ。次なる挑戦に向けて、彼はどんな戦いを見せてくれるのか。格闘技ファンの期待は高まるばかりである。


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