「たった20万円なのに、なぜローンが組めない」そんな人はいませんか?
少額だからこそ簡単に通ると思われがちですが、実は20万円程度のローンでも審査に落ちるケースはあります。金融機関が少額ローンでも厳しく審査する理由と、審査に通らない人の具体的な原因を詳しくシラベテミタ!
少額でも審査は甘くない!
「20万円くらい貸してくれてもいいじゃないか」と思うかもしれませんが、金融機関にとって貸付金額の大小は問題ではありません。むしろ、少額ローンほど利益率が低いため、貸し倒れリスクには敏感になります。
審査コストは借入額に関係なくほぼ一定のため、20万円のローンでも100万円のローンでも同じように厳格な審査が行われます。金融機関は「確実に返済できる人」にしか融資しないという原則を、金額の大小に関わらず貫いている。
審査に落ちる7つの具体的な理由
1. 信用情報に傷がある
最も多い原因が、個人信用情報機関に記録された「金融事故」です。過去にクレジットカードや携帯電話の分割払いを2〜3ヶ月以上滞納した記録があると、それだけで審査は厳しくなります。
特に見落としがちなのが携帯電話本体の分割払いです。毎月の通信料金と一緒に引き落とされるため、分割払いという意識が薄れがちですが、これも立派なローン契約。滞納すれば信用情報に傷がつきます。
また、奨学金の返済遅延も近年記録されるようになりました。「奨学金だから大丈夫」という認識は間違いです。延滞した記録は5年間残り、その期間はほぼすべてのローン審査に影響します。
2. 他社借入が多すぎる
すでに複数の金融機関から借入がある場合、新規の審査は通りにくくなります。総量規制により、年収の3分の1を超える借入は原則できません。
例えば年収300万円の人であれば、100万円までが上限です。すでに他社で80万円借りていれば、新たに20万円を借りることはできません。
注目すべきは「件数」です。借入総額が少なくても、4〜5社から少額ずつ借りている状態は「多重債務の予備軍」と見なされ、審査でマイナス評価となります。
3. 収入が不安定または低すぎる
アルバイトやパート、フリーランスなど、収入が不安定な職業の方は審査で不利になることがあります。月収が変動する場合、「最低でも毎月これだけは稼げる」という基準で判断されるため、思ったより低い評価になることも。
また、年収が100万円を下回る場合、そもそも貸付対象外とする金融機関もあります。20万円という金額でも、年収に対する返済負担率が高すぎると判断されれば審査は通りません。
4. 勤続年数が短すぎる
転職直後や就職したばかりの方は、審査で不利です。多くの金融機関では、最低でも6ヶ月以上の勤続年数を求めています。理想は1年以上です。
勤続年数が短いと「すぐに辞めるかもしれない」「収入が途絶える可能性がある」と判断され、返済能力に疑問符がつけられます。正社員であっても、試用期間中は審査が厳しくなる傾向があります。
5. 過去に短期間で複数の申し込みをしている
信用情報には、ローンやクレジットカードの「申し込み履歴」も記録されます。短期間に複数の金融機関へ申し込むと「申し込みブラック」と呼ばれる状態になり、審査に通りにくくなります。
この状態は「お金に困っている」「他社で断られた」というネガティブな印象を与えます。申し込み履歴は6ヶ月間残るため、一度審査に落ちたら最低でも6ヶ月は空けるのが賢明です。
6. 申込内容に虚偽や誤りがある
意図的な虚偽申告はもちろん、うっかりミスでも審査に影響します。特に多いのが「他社借入額」や「年収」の記入ミス。実際より少なく申告すれば虚偽と見なされ、多く申告すれば審査で発覚して信頼を失います。
金融機関は信用情報機関を通じて正確な情報を把握できるため、ごまかしは通用しません。正直に正確な情報を記入することが何より重要です。
7. 年齢が基準外である
若すぎる、または高齢すぎる場合も審査に影響します。多くの金融機関では20歳以上が条件で、学生は対象外というケースも多くあります。
一方、60歳を超えると審査が厳しくなり、65歳以上は新規借入が難しくなります。完済時の年齢が70〜75歳を超える場合、審査に通らないことがほとんどです。
審査に通るための5つの対策
信用情報を確認する
まずは自分の信用情報を開示請求しましょう。CIC、JICC、全国銀行個人信用情報センターの3機関に問い合わせれば、1,000円程度で確認できます。思わぬ滞納記録が残っていることもあるため、事前チェックは必須です。
他社借入を整理する
複数の借入がある場合は、できる限り完済または件数を減らしましょう。特に少額の借入は優先的に返済することで、審査の印象が大きく変わります。
安定した収入を証明する
給与明細や源泉徴収票など、収入を証明できる書類を用意しましょう。フリーランスの方は確定申告書の控えが必要です。できるだけ直近のものを準備することで、信頼性が高まります。
申込先を慎重に選ぶ
銀行系、信販系、消費者金融系など、金融機関によって審査基準は異なります。銀行系は審査が厳しい傾向にあり、消費者金融系は比較的柔軟です。自分の状況に合った申込先を選ぶことが重要です。
一度に複数申し込まない
審査に不安があっても、一度に複数の金融機関へ申し込むのは逆効果です。まず一社に絞って申し込み、結果を待ちましょう。落ちた場合は6ヶ月以上空けてから次の申し込みを検討してください。
どうしてもローンが通らない場合の代替手段
家族や友人からの借入
利息がかからず、審査もない方法です。ただし人間関係に影響する可能性があるため、借用書を作成し、返済計画を明確にすることが大切です。
クレジットカードの分割払い
新規のカードは作れなくても、既存のカードがあれば分割払いやリボ払いが利用できます。ただし金利が高いため、計画的な利用が必要です。
質屋の利用
ブランド品や貴金属があれば、質屋で担保として預けてお金を借りる方法もあります。返済できなければ品物を手放すことになりますが、信用情報には影響しません。
20万円でも侮れない、ローン審査の現実
20万円という少額でも、ローン審査は決して甘くありません。金融機関は借入額ではなく「確実に返済できるか」を見ているのです。
審査に落ちる主な理由は、信用情報の傷、他社借入の多さ、収入の不安定さ、勤続年数の短さ、申し込みブラック、虚偽申告、年齢制限の7つです。これらの原因を理解し、事前に対策を講じることで、審査通過の可能性は大きく高まります。
最も重要なのは、自分の信用状態を正確に把握することです。信用情報の開示請求から始めて、計画的に準備を進めましょう。急がば回れ。焦って複数申し込むより、じっくり準備して一発で通す方が、結果的に近道となるのです。


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