新庄剛志が福岡県西日本短期大学付属高校の3年生時、プロ野球のスカウトに目に留まり、プロ野球選手の道が決まっていた。その矢先に新庄は学校の先生を殴るという謎の校内暴力事件を起こします。
世にはあまり出ていない、高校時代のエピソード。父親への思い、間違ったことは許せない正義感の強い少年・新庄のエピソードをシラベテミタ!
新庄の行動と事件の経緯
高校3年生の学期末テストの時に、クラスの女子生徒がすでにテストの回答を終えて余った時間に答案の裏に絵を書いていた。それを先生が見つけて、女子生徒に「何をしている?」問いただす。
女子生徒は、「テスト終わったので絵を書いてます」と答えた時に先生は女子生徒の頭を2発、3発と殴りました。
回答をせずに絵を描いていたのではなく、もう回答を終えていると女子生徒が説明しても、先生はまだ怒ってたので、見かねて新庄は、正義感から間に入ったのです。
新庄によると、「テスト終わっているんだから何をしようと自由じゃないですか」「次、叩いたらいきますよ」と、先生に抗議するも、新庄の目の前で女子生徒が叩かれたので、新庄は咄嗟に先生に殴りかかり馬乗りになって先生をボコボコにします。
テスト中に見回りに来ていた先生(野球部の監督)に「プロ入りが決まっているのに、何をやっているんだ」と止められました。
暴力事件後の深刻な状況
先生を殴ったことは大きな問題になりました。当時は体罰が当たり前の時代です。そんな時代に先生を殴る、それもプロ入りが決まっていた人間が。校長先生はそんな生徒をプロには行かせられないとプロ入りを白紙にしました。
父親の対応と学校側の配慮
広島で仕事をしていた父の英敏さんは学校からの連絡で6時間かけて軽トラで学校に駆けつけ、正座している新庄に「何があった?」と問いかけます。新庄は言い訳せず、父親に「ごめん」と謝るだけ。
その姿を見ていた女子生徒が新庄の父親に「お父さん、聞いてください」と、事の経緯を話しました。それを聞いた新庄の父親は「剛志、プロに行かんでいい、お前は間違ったことはしとらん」と言って帰っていきました。
父親としては、先生を殴ったことはいけないことだけど、女子生徒を守ったは正しいこと。自分の信念曲げるぐらいだったらプロ野球なんかにいかなくていい。「人として正しいことをした」と言いたかったのかもしれない。
その光景を見た教頭先生が、プロ野球で大成すると新庄剛志の将来を校長先生に話してくれてプロ入りの話は消えずにすんだ。
殴った先生は新庄
先生を殴った新庄は、頭を五厘刈にして10日間、学校の校舎のゴミ拾い、窓ふきなどをして5厘刈の頭で阪神タイガースのキャンプに参加します。
一方で、新庄に殴られた先生は、新庄がプロ野球で活躍すればするほど、「おれ、新庄に殴られたんや。すごかろう」と生徒に自慢しているそうです。
現在から振り返る意味
体罰が当たり前の時代に先生に殴りかかる新庄の正義感の強さも凄いですが、プロ野球に決まっているのを投げ出してまで同級生を守る信念は新庄剛志だからできた行動です。
父親の「プロに行かんでいい、お前は間違ったことはしとらん」という言葉も心がジーンきます。
しかし、新庄はどんなことがあっても先生は殴ったらいけないと今では反省してるみたいです。


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