PR
スポンサーリンク

【エリサ・ラム事件】エレベーターで何をしていた?21歳女子大生が貯水タンクで死亡するまでの全貌

スポンサーリンク
事件
スポンサーリンク

2013年、ロサンゼルスの老舗ホテル「セシルホテル」で、カナダ人女子大生エリサ・ラムさん(21歳)が忽然と姿を消しました。彼女の最後の姿を捉えたエレベーターの監視カメラ映像は世界中に拡散され、大きな話題となります。そして失踪から約3週間後、彼女はホテル屋上の貯水タンクの中で遺体となって発見されました。

なぜ彼女はあのような不可解な行動を取ったのか。なぜ屋上の貯水タンクに入ることになったのか。本記事では、失踪発生から遺体発見、そして捜査の結論までを時系列で整理し、ネット上で語られてきた「陰謀論」と、実際に確認された「事実」を切り分けて解説します。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

1. エリサ・ラムとは何者だったのか

エリサ・ラムは、カナダ・バンクーバー出身の21歳の女性で、ブリティッシュコロンビア大学に在籍していました。一人旅でアメリカ西海岸を巡っており、2013年1月26日にロサンゼルスへ到着。その2日後の1月28日、歴史あるセシルホテルにチェックインします。当初は他の宿泊客と相部屋でしたが、同室者から行動を不審に思われたことなどをきっかけに個室へ移されたとされています。一人旅の最中も家族とはこまめに連絡を取り合っていたといい、その連絡が突然途絶えたことが、後の失踪発覚につながりました。

2. 失踪の発生

エリサ・ラムが最後に生存を確認されたのは2013年1月31日です。その後、ホテルの部屋には財布や身分証などの所持品がそのまま残されていたことが分かり、「自らの意思でホテルを出て旅を続けた」という単純な説明では片付けられない状況でした。家族からの行方不明者届を受け、警察がホテル内の捜索と監視カメラ映像の確認を開始します。

3. 世界を震撼させたエレベーター映像

捜査の過程で公開されたエレベーターの監視カメラ映像は、事件を一躍世界的なニュースへと押し上げました。映像には、2013年2月1日未明とされる時間帯に、エレベーターに乗り込んだラムさんが複数階のボタンを押し、何度もエレベーターの外を確認する様子が映っています。一度は外に出るものの再び戻り、手を動かして誰かと話しているようにも見える動作を繰り返します。

この映像で特に注目されたのが「エレベーターの扉がなかなか閉まらない」という点でした。この不自然さから、ネット上では「彼女は誰かから隠れていたのではないか」「扉の外に何者かがいたのではないか」という憶測が広がりました。また、実際にホテル側や警察が公開した映像と、ネット上で拡散された短縮編集版とでは印象が異なるとの指摘もあり、「不自然に見えること」と「事件性があること」は必ずしもイコールではない、という点に注意が必要です。

4. なぜあのような行動を取ったのか

捜査の中で重要な焦点となったのが、エリサ・ラムの精神状態です。彼女は双極性障害(躁うつ病)の既往があり、当時の服薬状況が捜査でも注目されました。映像だけを見ると「誰かと話している」ようにも見えますが、映像内に第三者の姿は一切確認されておらず、ジェスチャーだけから会話の相手を特定することはできません。

ネット上ではこの不可解な行動をめぐり、心霊現象説や異次元説、エレベーターにまつわる都市伝説など、さまざまな超常現象説が飛び交いました。しかし、これらはあくまで「ネット上で語られている説」であり、捜査で確認された事実とは明確に区別する必要があります。

5. 失踪から約3週間後、ホテルで異変

エリサ・ラムの失踪から時間が経過する中、セシルホテルの宿泊客から「水圧が弱い」「水の味や臭いがおかしい」といった苦情が相次ぐようになります。これを受けてホテルの従業員が屋上に設置された複数の貯水タンクを点検したところ、異変を発見しました。

そして2013年2月19日、宿泊客からの苦情をきっかけにタンクの一つを確認した保守作業員が、水中に浮かぶラムさんの遺体を発見します。失踪から約3週間が経過していました。「水の異変からタンクの点検、そして遺体発見」という一連の流れは、この事件をさらに不可解なものにしました。

6. 最大の謎「どうやって貯水タンクに入ったのか」

事件最大の謎とされるのが、彼女がどのようにして屋上の貯水タンクに入ったのかという点です。当時、セシルホテルの屋上には4基の貯水タンクがあり、いずれも重い金属製の蓋で覆われ、中を確認するにははしごが必要なほどの大きさだったとされています。屋上への扉や階段は施錠されており、通常はスタッフしかアクセスできず、不正な侵入があれば警報が作動する仕組みだったとされています。屋上に到達するもう一つの経路として、非常階段や窓から出て足場を伝う方法も指摘されており、実際に警察犬の追跡は屋上に通じる窓の付近で途切れたと報じられています。いずれにしても、重い蓋を開けてタンクに入るには相当な労力を要する行為であることに変わりはありません。

こうした発見場所の異常性や、エレベーター映像の不可解さ、セシルホテルそのものが持つ不気味なイメージも重なり、「第三者が関与した他殺ではないか」という見方が根強く残ることになりました。

7. 警察・検視の結論

数々の憶測が飛び交う一方で、実際の検視結果は明確でした。遺体からは外傷など他殺を示す明確な証拠は確認されず、体内から死亡に関わる薬物も検出されませんでした。ロサンゼルス郡検視局は、死因を「溺死」と判断し、死亡の態様については「事故」と結論づけています。その際、双極性障害が死亡に関わる「重要な背景要因」として記録に残されました。捜査を担当した刑事は後の証言で、服薬が途絶えたことで精神状態が不安定になり、その結果として屋上へたどり着き、タンクに入ってしまった可能性を指摘しています。

つまり公的な結論としては、事件性のない「事故による溺死」というものでした。

8. それでも残った5つの謎

公式な結論が出た後も、次のような疑問は完全には解消されていません。

  • なぜエレベーターであのような不可解な動きをしたのか
  • なぜ施錠された屋上へ向かうことができたのか
  • どうやって重い蓋のある貯水タンクに一人で入ったのか
  • なぜ大規模な捜索でも当初発見できなかったのか
  • 本当に第三者の関与は一切なかったのか

「公式には事故。しかし映像と発見状況の異常さが、多くの疑問を生んだ」というのが、この事件を最も端的に表す構図といえるでしょう。

9. 「呪われたホテル」セシルホテルという場所

事件を複雑にしたもう一つの要素が、舞台となったセシルホテル自体の歴史です。同ホテルでは過去に自殺や殺人など複数の死亡事件が発生しており、「呪われたホテル」と呼ばれてきました。1980年代に連続殺人を犯した「ナイト・ストーカー」ことリチャード・ラミレスが一時滞在していたことでも知られ、こうした悪名高い歴史が、エリサ・ラム事件単体にとどまらない陰謀論の広がりを後押ししました。

10. ネットで広がった陰謀論

ネット上では「宿泊客の中に殺人犯がいたのではないか」「ホテル関係者が事件に関与したのではないか」「超常現象が起きたのではないか」「エレベーター自体に異変があったのではないか」など、様々な説が語られてきました。ただし、これらはあくまでネット上の推測であり、警察の捜査で裏付けられた事実ではないという点は強調しておく必要があります。

11. Netflixドキュメンタリーで再注目

2021年、Netflixがこの事件を題材にしたドキュメンタリー『事件現場から: セシルホテル失踪事件』(原題:Crime Scene: The Vanishing at the Cecil Hotel、全4話)を配信したことで、エリサ・ラム事件は改めて世界的な注目を集めました。同作品では事件そのものだけでなく、ネット探偵と呼ばれる人々による独自の推理や、陰謀論がどのように拡散していったかというプロセスにも焦点が当てられています。

12. 結局、エリサ・ラムはなぜ死亡したのか

現時点で確認されている事実は以下の通りです。

  • エレベーターの不可解な監視カメラ映像が残っている
  • 屋上の貯水タンクから遺体が発見された
  • 死因は溺死である
  • 公的な死亡の態様は「事故」と判断された
  • 他殺を裏付ける決定的な証拠は見つかっていない

一方で、なぜあのような行動を取ったのか、なぜ屋上へ向かったのか、なぜタンクに入ったのかという核心部分は、完全には説明しきれていません。

まとめ

「エリサ・ラム事件は殺人事件だったのか」という問いに対する公的な結論は、「事故による溺死」です。しかし、エレベーターに残された不可解な映像と、ホテル屋上の貯水タンクという異例の発見状況が、この事件を世界的なミステリーへと変えました。

「不可解に見える映像」と「実際に確認された事実」を分けて考えること――それが、この事件を冷静に理解するうえで最も重要な視点だといえるでしょう。

【未解決】西成マザーテレサ事件の謎|矢島祥子医師不審死の不可解な点
「西成のマザーテレサ」と呼ばれた女医の突然の死2009年11月16日午前1時20分頃、大阪市西成区の木津川・千本松渡船場で、一人の女性医師の遺体が発見されました。被害者は矢島祥子さん(当時34歳)。西成区のホームレス支援に尽力し、「西成のマ…
長岡京ワラビ採り殺人事件はなぜ未解決なのか?迷宮入りの理由を徹底解説
事件概要:白昼の山林で起きた残虐な殺人1979年5月23日、京都府長岡京市の山中で主婦2名が殺害され、1994年5月24日に公訴時効が成立した未解決事件。被害者は地元のスーパー「イズミヤ」でパートをしていた同僚で、仕事終了後に近くの山へワラ…
【未解決】優しいおじさん事件の真相とは?宮城拓磨くん殺害事件の謎に迫る
事件の概要:卒業を目前に消えた少年1990年2月23日早朝、船橋市立宮本小学校6年生の宮城拓磨くん(当時12歳)が「ボクは家出する。親切なおじさんのところへ行く」と母親に言い残して自宅を飛び出した。そして3月18日、千葉県我孫子市の利根川で…
山梨女児失踪事件の真相に迫る|謎に包まれた空白の10分間と未解決の行方
2019年9月21日、山梨県道志村のキャンプ場で発生した小倉美咲さん(当時7歳)の失踪事件は、日本中に衝撃を与えた未解決事件として今なお多くの人々の記憶に残っています。家族とキャンプを楽しんでいた少女が、わずか10分の間に忽然と姿を消した―…
スポンサーリンク
事件
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
mh1980をフォローする
スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました