堀江耐志とはどんな選手なのか
MMAシーンで名前が挙がることが増えている堀江耐志選手。単なる「格闘技経験者」ではなく、グレコローマンレスリングで天皇杯全日本選手権を制した実績を持つ人物です。本記事では、プロフィールからレスリング戦績、MMA転向後の試合結果までをまとめて紹介します。
堀江耐志のプロフィール|年齢・出身・身長は?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 堀江耐志 |
| 生年月日 | 1998年1月12日 |
| 年齢 | 28歳(2026年8月現在) |
| 出身 | 和歌山県 |
| 身長 | 170〜171cm |
| 出身高校 | 和歌山東高校 |
| 出身大学 | 徳山大学 |
| 種目 | グレコローマンレスリング72kg級 |
| 所属ジム | FIGHT BASE都立大(代表:佐藤将光/元修斗世界バンタム級王者) |
大学卒業後は自衛隊体育学校でレスリングを続けていたことが本人のインタビューで語られています。身長は資料によって「170cm」「171cm」と表記の揺れがあるため、本記事では170〜171cmとしています。
レスリング全日本王者!2022年に天皇杯優勝
堀江選手最大の実績が、2022年12月の「天皇杯全日本レスリング選手権大会」男子グレコローマン72kg級での優勝です。初優勝を果たし、名実ともに「全日本王者」の肩書きを手にしました。天皇杯制覇に加え、2021年のアジア選手権で3位に入るなど、国際大会でも結果を残しています。パリ五輪の代表入りを目指していましたが出場は叶わず、これが後のMMA転向の大きなきっかけとなりました。
なぜレスリングからMMAへ?転向の理由
堀江選手は専門メディアのインタビューで、幼少期からPRIDEなどのMMA中継を見ており、もともと総合格闘技に興味があったと語っています。2024年のパリ五輪出場が叶わなかったことを区切りに、「MMAに転向するなら今」と決断したそうです。次のロサンゼルス五輪を目指す道もあった中で、中途半端になるよりはっきり決断する道を選んだと明かしています。
自衛隊体育学校時代はレスリングの傍らボクシング部の練習にも参加するなど他競技にも触れており、転向先に選んだ佐藤将光氏のFIGHT BASE都立大では、感覚に頼らず技術を分解して考える指導が自分に合っていたと語っています。
堀江耐志のMMA戦績【2026年8月時点・5勝1敗】
堀江選手は2024年10月にアマチュア「NEXUS」の舞台でMMAデビューし、以降着実にキャリアを積み重ねています。
| 年月 | 大会 | 対戦相手 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 2024年10月 | Fighting NEXUS | 梅津ガブリエル | ○ 2RTKO |
| 2025年3月 | NEXUS38 | 大谷啓元 | ○ 1RTKO |
| 2025年5月 | NEXUS39 | 森山壱政 | ○ 1R TKO(左ストレート、1分02秒) |
| 2025年10月 | UAE Warriors64(アブダビ) | クルバン・ザイヌコフ(ロシア) | ● 3R 一本負け(ニンジャチョーク) |
| 2026年2月 | Lemino Shooto03(修斗) | TOMA | ○ スプリット判定勝ち |
| 2026年6月 | Nexus44 | 伊藤光 | ○ 3-0判定勝ち |
デビューから3連勝でMMAフェザー級を無傷で駆け上がった堀江選手ですが、2025年10月にはUAE Warriors(アブダビ開催、UFC Fight Pass配信)で無敗のロシア人選手クルバン・ザイヌコフと対戦し、3ラウンドに絞め技で敗れ、キャリア初黒星を喫しました。会場にはザイヌコフの師匠であるハビブ・ヌルマゴメドフ氏も駆けつけていたと報じられています。
その後、両拳を骨折するアクシデントもありながら、2026年2月の修斗系大会「Lemino Shooto03」でTOMA選手にスプリット判定で勝利し、2026年6月のNexus44では2ラウンドにジャーマンスープレックスを決めるなどレスリング力を発揮して伊藤光選手に判定勝ちを収めています。試合後には「もっとスープレックスの練習を頑張ります」とコメントしており、貪欲に技術を磨いている様子がうかがえます。
堀江耐志のレスリングスタイル・強さの秘密
堀江選手はグレコローマン出身らしく、組みの強さやテイクダウン能力を武器としています。一方で本人は、レスリング時代は運動神経に頼って戦っていた面があったと振り返っており、MMA転向後は技や技術を分解して身につけることを重視しているといいます。デビュー戦の勝利についても「満足していない」と語るなど、レスリングの実績に安住しない姿勢が見られます。
理想のファイトスタイルにはイリャ・トプリア選手やコナー・マクレガー選手の名を挙げ、レスリングを使えるタイミングが来るまでは打撃で戦うスタイルを目指すとしており、MMAでの最終目標はUFC世界チャンピオンだと明言しています。
「SAMURAI」の名を冠する新シリーズとの関係は?
格闘技界では2026年4月から、ONE Championshipが日本発の新イベントシリーズ「ONE SAMURAI」をスタートさせており、年間12大会・5年間で60大会という規模で展開されています。武尊選手やロッタン・ジットムアンノン選手といった大物も出場してきたこのシリーズは、2026年9月に横浜BUNTAIで「ONE SAMURAI 3」の開催が予定されています。
ただし、本記事の執筆時点で堀江選手の同シリーズへの出場は公式には発表されていません。対戦カードは今後数週間かけて順次発表される予定とされており、続報が待たれるところです。海外メジャー団体UAE Warriorsですでに実戦を積んでいることを踏まえると、今後さらに大きな舞台への参戦が期待される選手であることは間違いなさそうです。
まとめ|堀江耐志はレスリング全日本王者の実力派MMAファイター
堀江耐志選手は、2022年にグレコローマンレスリング72kg級で天皇杯全日本選手権を制した実績を持つエリートレスラーです。パリ五輪出場を逃したことを転機に2024年からMMAへ転向し、国内でデビュー3連勝を飾ったのち、海外メジャー団体UAE Warriorsで初黒星を経験。そこから修斗系大会やNEXUSで着実に勝ち星を積み重ね、通算5勝1敗という戦績を築いています。
レスリングで磨いた組み技を武器に、今後どの舞台でその実力を発揮していくのか。堀江耐志選手の動向に注目です。




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