「総資産7億円」の個人投資家として知られる元プロ棋士・桐谷広人さん(76)が、前立腺がんと大腸がんを公表し、闘病を経て「現金を使っておけばよかった」と後悔を口にしたことが大きな話題になっています。
株主優待を駆使し、現金をほとんど使わない暮らしぶりで知られる桐谷さんだけに、この発言には多くの人が驚きました。しかし後日、SNSで明かされた「使っておけばよかった現金」の具体的な金額は、さらに予想を裏切るものだったのです。
この記事では、桐谷広人さんが語った後悔の真意や、がん公表までの経緯、そしてネット上の反応について詳しく解説します。
桐谷広人が前立腺がん・大腸がんを公表
『月曜から夜ふかし』で病気を明かす
2026年7月27日に放送された日本テレビ系「月曜から夜ふかし」で、桐谷さんは自身の病気について明かしました。
- 定期的な糖尿病検査の数値異常をきっかけに、前立腺がんの疑いが浮上したことを説明
- 検査の結果、前立腺がんと診断されたことを公表
- 手術を控えていたなか、術前の検査で新たに大腸がん(ステージ3、リンパ節転移あり)が判明したことも明かす
- 大腸を40〜60cmほど切除する手術を受けたことや、その後は抗がん剤治療を続けていることを報告
番組では終始明るい調子で近況を語り、体調は良好だとアピールする場面もありました。父親も80代で前立腺がんを患いながら長く生きたエピソードを引き合いに、「そう簡単には参らない」という前向きな姿勢もにじませています。
「現金を使っておけばよかった」と後悔した理由
「ずっと生きると思っていた」
番組内で特に注目を集めたのが、「ずっと生きると思っていた」という趣旨の発言です。桐谷さんは、もっと早い段階から現金を使っておけばよかったと述べ、これまでは「夜ふかし」のロケのときくらいしか現金を使ってこなかったと振り返りました。
さらに、経済誌「ダイヤモンドZAi」の取材でも、まさか自分に寿命があるとは思っていなかったと語り、これまで意地を張らずに、好きなご馳走を食べたり温泉に出かけたりしてもよかったのではないか、という心境の変化を明かしています。テレビとインタビューの両方で、共通して「もっと現金を使えばよかった」という後悔がにじみ出た形です。
投資家ならではの価値観
桐谷さんといえば、株主優待だけで生活する「優待生活」の達人として長年テレビや雑誌で取り上げられてきた人物です。
- 食事、買い物、映画鑑賞など、生活のほとんどを株主優待でまかなう
- 自分の財布から直接現金を出すのは、端数の支払いなどごく限られた場面のみ
- 「お金を使わない生活を見せなければ」というプレッシャーもあり、大好きな飲食店にも自腹では一度も行ったことがなかったという
こうした徹底した節約生活の背景があったからこそ、今回の「現金を使っておけばよかった」という発言は、多くの視聴者に強い印象を残しました。
SNSで明かした”本当の後悔”が意外すぎた
「数百円とか千円くらいのことです」
テレビ放送後、この発言は大きな反響を呼び、「7億円も資産があるのに後悔しているのか」といった声とともに拡散されました。中には、報道の見出しだけを見て、桐谷さんが人生を悲観しているかのように受け止めた人も少なくなかったようです。
そんな中、桐谷さんは自身のX(旧Twitter)を更新。あるユーザーから「現金をいくら使っておきたかったのか」と質問されると、後悔しているのはせいぜい数百円から千円程度の金額だと回答しました。
高級な買い物や豪華な旅行を後悔しているのではなく、あくまで日常のちょっとした場面で現金を使わなかったことへの、ごく小さな後悔だったというわけです。この答えに、多くの人が拍子抜けしつつも思わず笑ってしまったといいます。
ネットの反応
この回答を受けて、SNS上では次のような声が上がりました。
- 「さすがですw」
- 「これぞ桐谷さん(笑)」
深刻な後悔かと思いきや、蓋を開けてみれば桐谷さんらしい金銭感覚がそのまま表れた回答だったことに、多くの人が親しみを感じたようです。
なぜ桐谷広人は現金を使わないのか?
株主優待生活で有名
桐谷さんは、保有する1000銘柄以上の株主優待をフル活用する生活スタイルで広く知られています。優待券を使った食事や買い物、映画鑑賞などをテレビで紹介される機会も多く、「現金をほとんど使わない投資家」として長年注目を集めてきました。
資産7億円でも節約を続ける理由
これほどの資産を持ちながらなぜ節約を続けるのか、疑問に思う人も多いでしょう。そこには、投資家ならではの独特なお金の考え方があると考えられます。
桐谷さんにとって「資産」と「現金」は別物であり、優待や配当という形で資産を運用し続けること自体が、生活の一部であり生きがいでもあったようです。長年かけて培われた「お金を増やす習慣」は、簡単には変えられないものだったのかもしれません。
病気を経験しても変わらなかった金銭感覚
後悔しているのは”大金”ではなかった
今回の一連の発言を振り返ると、桐谷さんが後悔していたのは高級車や豪華な海外旅行といった大きな出費ではありませんでした。数百円から千円程度という金額の回答は、いかにも桐谷さんらしい、ある種のこだわりや哲学を感じさせるものだったといえるでしょう。
多くの人が共感した理由
この一件がこれほど話題になった背景には、「お金があっても人の価値観はそう簡単には変わらない」という、どこか納得できるリアリティがあったからではないでしょうか。
一方で、桐谷さん自身は病気をきっかけに「人生には限りがある」と実感したことを、前向きな学びとして受け止めているとも語っています。大きな後悔というよりも、これからは我慢しすぎず、少しずつ現金も使いながら人生を楽しみたいという穏やかな心境の変化がうかがえます。
大金を持つ人の後悔談というと、つい派手なエピソードを想像しがちですが、桐谷さんの場合は非常に身近で等身大な内容だったからこそ、多くの人の共感を呼んだのだと考えられます。
まとめ
- 桐谷広人さんは2026年7月、前立腺がんと大腸がんを公表し、闘病を経て人生を見つめ直す発言をした
- 「現金を使っておけばよかった」という言葉から、高額な後悔を語ったのではと受け止められた
- しかし実際にSNSで明かされた金額は「数百円から千円程度」で、多くの人を驚かせた
- 株主優待中心の生活を貫いてきた桐谷さんらしい金銭感覚は、大きな病気を経験しても大きくは変わらなかった
- 「お金をどう使うか」「人生で本当に大切なものは何か」を改めて考えさせるエピソードとして、今もなお大きな反響を呼んでいる
なお、桐谷さんは退院後もXを通じて治療の様子を積極的に発信しており、体調についても前向きな姿勢を見せています。一日も早い回復を願う声がSNS上でも多く寄せられています。


コメント