『令和の虎』や『Nontitle』で鋭い視点を見せる経営者として注目を集める、株式会社CBTソリューションズ代表・野口功司氏。
「何者なの?」「なぜ年商100億企業を築けたの?」「どんな経歴の持ち主?」——このような疑問を持つ人も多いでしょう。
野口氏は、富士ソフトや日本オラクルなど複数の企業を経験した後に起業し、日本の資格試験インフラを支える企業へとCBTソリューションズを成長させた実力派経営者です。現在では『令和の虎』『Nontitle』をはじめ、多数のビジネス系メディアに出演し人気を集めています。
この記事では、野口功司氏のプロフィール、経歴、会社の事業内容、成功の理由、年収に関する情報まで詳しく解説します。
野口功司とは?プロフィールまとめ
基本プロフィール
- 生年月日:1973年4月4日
- 出身地:宮崎県都城市
- 学歴:宮崎大学工学部(情報処理学科)卒業
- 現職:株式会社CBTソリューションズ 代表取締役社長
- メディア出演:『令和の虎』『Nontitle』『For JAPAN』『就活サバイバルNEO』など多数
野口氏は九州・宮崎県の地方出身で、地元の国立大学を経てIT業界に飛び込んだ、いわゆる「叩き上げ」の経営者です。
野口功司の経歴|転職を重ねて起業家へ
富士ソフトに入社
1995年に宮崎大学を卒業後、1996年に富士ソフトABC株式会社(現・富士ソフト)へ入社。システムエンジニアとしてキャリアをスタートさせました。
日本オラクルなど外資系企業へ転職
1999年、日本オラクルへ転職。Oracle Databaseのマーケティングや資格制度に携わりながら、外資系企業ならではのスピード感のある環境で実績を積みます。社内ではMVPを獲得するなど、営業・マーケティングの両面で高い評価を得ていました。
複数回の転職で営業・マーケティングを経験
その後も外資系企業を中心に転職を重ね、2002年頃からは試験運営大手のピアソンVUEで営業責任者を務めるなど、CBT(コンピューターを使った試験)の普及に関わる仕事に従事。複数の職場を渡り歩く中で、組織運営や人材マネジメントのノウハウを吸収していきました。
2009年にCBTソリューションズ設立
最後に転職した会社では専務として新規事業の立ち上げに携わり、その中で温めていた事業構想を、2009年5月にMBO(経営陣による買収)という形で引き継ぎ、株式会社CBTソリューションズとして独立しました。背景には「紙の試験は年に数回しか実施されず、地方在住者や社会人には不利」という日本の試験制度への課題意識がありました。
事業は前職から引き継いだものの、全国展開に必要な資金や体制はゼロからの構築。知人の経営者に出資を依頼しても「規模が大きすぎる」と相手にされない苦しい時期もあったといいます。
年商100億企業へ成長した軌跡
創業1年目の売上は約1億円、2年目3億円、3年目6億円、4年目17億円と、着実に事業を拡大。全国47都道府県にテストセンターを整備するまでに約6年を要しましたが、この全国網の完成が事業の転換点となりました。日商簿記や漢字検定といった著名な資格試験がCBT方式を導入したことで認知が一気に広がり、現在では年商100億円規模、年間300万人以上が利用する試験インフラ企業へと成長しています。
ポイント
- エンジニアからスタートし、営業・マーケティングへとキャリアをシフト
- 外資系企業での経験と、前職での新規事業立ち上げ経験を経営に応用
- 事業自体はMBOで前職から引き継ぎ、そこから全国展開・大企業規模へと拡大
CBTソリューションズとはどんな会社?
CBTとは?
CBT(Computer Based Testing)とは、コンピューターを使って実施する試験方式のこと。紙の試験と異なり、全国のテストセンターで随時受験でき、結果もその場で分かるといった利便性が特徴です。
主なサービス
CBTソリューションズは、以下のような資格・検定試験のCBT化を支援しています。
- 日商簿記
- 漢字検定
- 基本情報技術者試験
- ファイナンシャル・プランナー(FP)技能検定
- その他、国家資格・民間資格・自治体の採用試験など
市場シェアは国内トップクラス
外資系企業も参入する競争環境の中で、CBTソリューションズはCBT市場で国内シェア8割超(業界2位に対して大きく差をつける水準)を誇るとされています。導入団体数は400以上にのぼります。
年間300万人以上が利用する試験インフラ
全国47都道府県・離島を含む300超のテストセンターを展開し(情報源により300〜360超と表記に幅あり)、年間300万人以上が利用する規模にまで成長しました。
ここで解説
- 全国テストセンター:都市部から地方まで幅広くカバー
- 教育DX:紙からデジタルへの移行を後押し
- 試験運営システム:申込から採点・合否判定までを一貫してIT化
- 資格業界への貢献:地方在住者や多忙な社会人でも公平に挑戦できる環境づくり
なぜ年商100億企業まで成長できたのか?
「難しい×めんどくさい」市場を狙った
全国規模のシステム開発とテストセンター設置には莫大な初期投資が必要で、多くの経営者が二の足を踏む領域でした。野口氏はこの「参入障壁の高さ」を逆手に取り、一度シェアを確立すれば他社が容易に追随できないビジネスモデルを築きました。
競合が少ない資格試験業界
紙試験からの移行に消極的な業界構造の中、いち早くCBTに特化したことで、競合の少ないポジションを確保できました。
ストック型ビジネスを構築
一度導入された試験は継続的に利用されるため、安定した収益基盤(ストック型ビジネス)を構築しやすいのも特徴です。
ITと教育を組み合わせた独自戦略
エンジニア出身というバックグラウンドを活かし、開発コストを抑える独自の仕組みを整備。技術力と営業力を両立させたことが、価格競争力とサービス品質の両立につながりました。
『令和の虎』で人気の理由
野口氏は起業家支援YouTubeチャンネル『令和の虎』本家に虎(投資家役)として出演しているほか、スピンオフ番組「人財版 令和の虎」では2024年10月から2代目主宰(企画・司会側)を務めた実績もあります(現在の主宰は榊原清一氏に交代)。年商100億円企業を一代で築いた実務経験に基づく、論理的かつ本質を突く指摘が視聴者から支持されています。感情論ではなく、事業モデルや数字の構造に着目したアドバイスを行うスタイルが特徴です。
厳しくも論理的な投資判断
志願者のビジネスモデルを冷静に分析し、実現可能性を厳しく見極めます。
経営経験に裏付けられたアドバイス
理論だけでなく、自身が試行錯誤しながら会社を育てた経験に基づく助言に説得力があります。
他の虎とは違う冷静な分析力
感情に流されず、事業の「バグ」を的確に指摘するスタイルが、他の出演者との違いとして語られることが多いです。
『Nontitle』ではどんな役割?
野口氏は、ヒカル氏や朝倉未来氏がプロデュースする起業家育成リアリティー番組『Nontitle』にも出演。シーズン5では「大卒チーム」のメンター(スポンサー)として、出資・助言・評価を担当しました。
起業家育成メンターとして出演
若手起業家に対し、実践的な戦略や事業運用のアドバイスを送る役割を担っています。
若手経営者へのリアルな助言
「言葉だけでなく数字と構造を見る」という姿勢を貫き、視聴者からも「メンターとしての質が高い」と評価されています。
厳しさと優しさを併せ持つ指導スタイル
序盤は厳しく突き放すような言動も見られましたが、終盤にはチームと共に戦う姿勢を見せるなど、状況に応じた指導スタイルが印象的でした。
野口功司の経営哲学
「100社100事業」構想
企業規模が100億円を超えた頃、野口氏は「一社の成功だけでは日本の未来は変わらない」という課題意識を持つようになりました。そこで掲げたのが、若手起業家の育成と新規事業創出を軸とする「100社100事業プロジェクト」です。
日本経済を元気にしたいという理念
少子化や産業構造の停滞といった課題を踏まえ、「次世代が活躍できる日本をつくる」ことを事業活動の原動力としています。
野口塾とは?
野口氏が主宰する経営者向けコミュニティ「野口塾」では、年商10億円未満で成長が停滞している経営者を対象に、事業モデルの課題を直接指摘し、成長を後押しする活動を行っています。
人材育成への取り組み
iU(情報経営イノベーション専門職大学)の客員教授としても、次世代の経営者育成に携わっています。
年収や資産は?
年収は公表されている?
野口氏自身の個人年収については、公式に金額が発表された情報は確認できませんでした。
年商100億企業社長の収入を考察(※推測)
一般的に、非上場のオーナー経営者の場合、役員報酬に加えて自社株の配当や資産価値が実質的な収入源となるケースが多いとされています。年商100億円規模の企業を一代で築き上げたことを踏まえると、相応の資産を有していると推測されますが、これはあくまで一般論に基づく推測であり、具体的な金額を示す公式情報ではない点にご留意ください。
SNSやYouTubeでの活動
- YouTube:討論番組『日本未来会議』を主宰し、政治・経済・教育などの社会課題を有識者と議論
- 日本未来会議:「タブーなき社会課題」をテーマにした番組として展開
- 講演活動:iU大学客員教授として、経営者育成講座などにも登壇
- メディア出演:『令和の虎』『Nontitle』『For JAPAN』『就活サバイバルNEO』のほか、2026年4月からは『加藤浩次のビジネスサバイブ』(BS各局)にも出演
まとめ
- 野口功司氏は複数回の転職を経て起業した経営者
- CBTソリューションズを年商100億企業へと成長させた実績を持つ
- 『令和の虎』『Nontitle』出演で知名度が急上昇
- 教育×ITの分野で国内トップクラスのシェアを持つ企業を築いた
- 今後も経営者育成や新規事業でさらなる活躍が期待される







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