はじめに
実業家として知られる青汁王子(三崎優太氏)と溝口勇児氏。かつては互いを「盟友」と呼び合い、YouTube番組『REAL VALUE(リアルバリュー)』などで肩を並べてきた2人だが、2026年に入ってからその関係性に変化が見られるようになった。
SNS上では「サナエトークン」騒動をきっかけに対立が表面化したとの見方が広がっているが、実際にはそれだけが原因ではないとする声も少なくない。今回は、2人の関係が悪化したとされる3つの理由を、これまでの報道や本人たちの発言をもとに考察していく(2026年6月24日時点の情報に基づく)。
そもそも青汁王子と溝口勇児はどんな関係だったのか
ビジネス界で意気投合した盟友
三崎優太氏と溝口勇児氏は、いずれも若くして事業を成功させた起業家として知られる存在だ。三崎氏は青汁関連事業で「青汁王子」の異名を得て、溝口氏は格闘技イベント「BreakingDown」のCOOなどを務めるなど、それぞれ異なるフィールドで影響力を持つ実業家として知られてきた。
REAL VALUEでの共闘
両者の関係を象徴するのが、堀江貴文氏とともに2024年7月に設立した「株式会社REAL VALUE」と、同年10月から配信されているYouTube番組『REAL VALUE』だ。起業家の事業を3人のチェアマンが審査するという形式で人気を集め、一時は「最強タッグ」とも呼ばれた。三崎氏・堀江氏それぞれのチャンネルで毎週交互に配信される体制が、長らく番組の象徴となっていた。
本音でぶつかり合う仲
配信や対談企画では、互いに歯に衣着せぬ発言をすることも多く、視聴者からは「仲が良いからこそできる関係」と評されることもあった。裏を返せば、関係が崩れたときに対立が深刻化しやすい間柄でもあったといえる。
理由① サナエトークン騒動
SANAE TOKENとは何だったのか
2026年2月25日放送の『REAL VALUE』内で、溝口氏が関与する「NoBorder DAO」発行の暗号資産「SANAE TOKEN(早苗トークン)」が紹介された。番組内で溝口氏が「高市さんサイドとコミュニケーションを取らせていただいている」と発言したことから、視聴者の間で“首相公認”であるかのような受け止めが広がった。

なぜ炎上したのか
その後、高市早苗首相側がトークンへの関与を否定する事態に発展。溝口氏側が首相サイドにどのような説明をしていたかを巡っても見解の相違が指摘され、3月にかけて問題は本格的なニュースとして拡大した。三崎氏と堀江氏はこの放送回で台本を読み上げる形でトークンを紹介しており、結果的に宣伝をアシストしたとの批判も受けた。
青汁王子が問題視したポイント
三崎氏は3月、チェアマンの立場から「リアルバリューは社会的道義として、休止すべきだと思っている」と発言。しかし溝口氏側は「後ろめたくないからやる」として番組継続を選び、三崎氏は4月22日の配信から欠席するようになった。さらに6月3日の放送では、三崎氏のチャンネルが配信ローテーションから外れ、新チャンネル「REAL VALUE 溝口勇児」に切り替わるという、体制面での具体的な変化も生じている。
考察
サナエトークン問題は、単なる一炎上案件ではなく、リスクへの向き合い方という2人の価値観の違いを表面化させた出来事だった可能性がある。三崎氏が「番組ごと休止すべき」と主張したのに対し、溝口氏側が事業継続を選んだという対応の差は、その後の配信体制の変更という形で実際の結果にもつながっている。
理由② マンジャロ炎上問題
マンジャロ関連サービスで起きた騒動
5月26日に公開されたYouTube番組『LAST CALL』内で、人気キャバ嬢でインフルエンサーのゆいぴす氏が、糖尿病治療薬「マンジャロ」をダイエット目的で使用した経験を語った。同番組では、溝口氏が出資するオンライン処方サービスの公式アンバサダーにゆいぴす氏が就任していることも紹介され、医療用医薬品を体験談ベースで勧める形になっていた点がSNSで問題視された。
アンバサダー辞退・活動休止へ
ゆいぴす氏は6月3日、自身のSNSで謝罪。「薬機法上の問題を含むものであったことを真摯に受け止めている」としたうえで、辞退理由について「溝口勇児氏を含む運営側との間で、本件に対する認識および今後の対応方針に相違があると判断した」と明言し、アンバサダー辞退とインフルエンサー活動の一時休止を発表した。
青汁王子との考え方の違い
三崎氏はこの一件についても自身のYouTubeチャンネルで言及している。サナエトークンに続く形での炎上案件となったことで、インフルエンサー起用やリスク管理に対する姿勢の違いを改めて意識した可能性がある。
考察
一つの炎上であれば「想定外のトラブル」として済む話かもしれない。しかし短期間に同種の問題が重なり、しかも当事者本人が「運営側との認識の相違」を辞退理由に挙げたことで、三崎氏が「同じ姿勢が繰り返されている」と危機感を強めたとしても不思議ではない。
理由③ 「妻の元カレ」を巡る個人的な確執
知られている複雑な関係性
溝口氏は、三崎氏の妻であるてんちむ(橋本甜歌)氏と、2022年9月から2023年2月にかけて交際していた時期がある。両者は円満に交際を終えたと当時報告しており、特に大きな問題にはならなかった。
なぜ注目されたのか
三崎氏とてんちむ氏は2026年1月30日に入籍し、3月28日に結婚を公表。これをきっかけに、溝口氏との過去の関係性が改めて注目を集めることになった。三崎氏自身も、結婚後に「理不尽なことがあった」と心境を明かす場面があり、ビジネス上の対立とは別に私的な感情のもつれが影響しているのではないかとの見方が広がった。
なお、人気YouTuberのヒカル氏は自身のチャンネルで「溝口さんとてんちむが付き合っていた。ただ仕事でもめたとかじゃなく、ちょっとした恋愛感情もうっすらあるのかな」と独自の見立てを語っているが、これはあくまで第三者による考察であり、本人たちが認めた事実ではない点には注意が必要だ。

考察
本人たちにしか分からない部分が多いのは事実だ。しかし、ビジネスでの対立に加えてこうした私的な背景が重なったことで、両者の間にあった信頼関係がより揺らぎやすい状況になったのではないかと考えられる。
本当の原因は「3つの問題の積み重ね」だった?
サナエトークン騒動だけを見れば、一過性の炎上トラブルとして収束していた可能性もある。しかし実際には、マンジャロ問題という第二の炎上案件、さらに私的な感情のもつれという3つの要素が、時期を接して重なり合った。
ビジネス上の摩擦と、プライベートな感情の問題は本来別物のはずだが、長年の付き合いがある間柄では両者が絡み合いやすい。一つひとつは決定的な決裂理由とまでは言えなかったとしても、積み重なることで関係修復が難しいほどの距離を生んだ可能性は十分に考えられる。
2人は本当に絶縁したのか
公に「絶縁」を宣言した事実はまだ確認されていないが、状況は記事執筆時点でも刻々と動いている。6月23日にはリアルバリューCOOの西川将史氏が三崎氏夫婦を名指しで批判する投稿を行い、これに三崎氏が激しい言葉で反論。妻のてんちむ氏も加勢し、溝口氏本人も反論するなど、SNS上での公開バトルに発展した。三崎氏は溝口氏側に内容証明を送付したことを明かし、「裁判になる」可能性も示唆している。
一方で、堀江貴文氏をはじめとする周辺の人物が関係修復を呼びかける場面も見られ、共通の事業・人脈も多く残っている。三崎氏自身は「真実を話すべきかもしれない」と今後さらなる発言を予告しており、対立の行方は当面、目が離せない状況だ。
まとめ
青汁王子(三崎優太氏)と溝口勇児氏の関係が悪化した背景には、次の3つの要因が指摘されている。
- サナエトークン騒動
- マンジャロ炎上問題
- 妻の元カレを巡る個人的確執
いずれか一つだけが決定的な決裂理由だったわけではなく、ビジネス上の価値観の違いと、プライベートな感情の問題が重なり合った複合的な結果と考えるのが自然だろう。今後、両者がどのような発言や行動を見せるのかによって、この対立の真相がさらに明らかになっていくかもしれない。






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