ブレイキングダウン20のオーディションに、ひとりの18歳女性が現れた。
格闘技団体「國士會」の代表代理、流れ星レディース初代頭、地下格闘技二冠王者。そして、現役ブレイキングダウンライト級王者・細川一颯を中学時代に背負い投げした女。
「この子、何者なの?」
オーディション会場も、SNSも、一瞬で静まり返った。宮本禮(みやもと れい)、18歳。彼女の登場は、BreakingDown史上でも類を見ない衝撃だった。
宮本禮のプロフィール|18歳とは思えない経歴の持ち主
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 宮本禮(みやもと れい) |
| 年齢 | 18歳(2008年生まれ) |
| 出身 | 東京都葛飾区・新小岩 |
| 所属 | 格闘技団体「國士會」代表代理 |
| 肩書き | 流れ星レディース初代頭 |
| 格闘実績 | 地下格闘技二冠王者 |
2008年生まれの18歳。数字だけ見れば高校を卒業したばかりの年齢だが、宮本禮の歩んできた道は、同世代とはまるで異なる。
ブレイキングダウン20オーディションVol.4に、兄・宮本龍昊(りゅうこう)とともに登場した宮本禮は、登場した瞬間から会場の空気を変えた。一切物怖じしない眼光、全身から滲み出る”場数”の重さ——「本当に18歳なのか」とSNSで次々と驚きの声が上がったのは、偽りない反応だった。
流れ星レディース初代頭|新小岩で名を刻んだ10代
宮本禮の原点は、東京都葛飾区・新小岩にある。
彼女は地元を拠点とするレディースチーム「流れ星レディース」の初代頭(総長)を務めた人物だ。「頭」とは、チームのトップを指す言葉。つまり宮本禮は、10代にして組織を率いるリーダーだったことになる。
兄・宮本龍昊とともに地元では知られた存在であり、新小岩界隈でその名前を知らない者はいなかったとされる。
そして、ブレイキングダウン20オーディションで飛び出したのが、あのエピソードだ。
「地元のマックで生意気なやつがいると思って外に呼び出し、背負い投げしたのが細川一颯だった」
宮本禮本人がオーディション会場でこう告白すると、会場は騒然。さらに驚くべきことに、その場に居合わせた細川一颯本人が「本当に道路でいきなり背負い投げされた」と事実を認めた。
現在、ブレイキングダウンのライト級王者として君臨する細川が、中学時代に女性に一本背負いされていた。このエピソードがSNSで瞬く間に拡散し、「宮本禮とは何者なのか」という検索が急増した。
「喧嘩15年のあたしがオマエをぶちのめす」という言葉も、ただの強がりではない。3歳から喧嘩をしてきたとも受け取れるこの発言は、荒れた環境の中で幼少期から度胸と精神力を鍛え続けてきた背景の表れだと言えるだろう。
地下格闘技二冠王者|18歳で刻んだ本物の実績
宮本禮の強さは、キャラクターだけではない。リングの上でも、確かな結果を残している。
Number1初代女子ウェルター級王者
地下格闘技団体「Number1」の女子ウェルター級タイトルマッチを制覇し、初代王者の座を手にした。約2年ぶりの実戦での出場だったにもかかわらず勝利したという点も、彼女の地力の高さを物語っている。
和魂レディース初代チャンピオン
さらに別の格闘技団体でもベルトを獲得。二つの異なる団体で「初代王者」となる快挙を成し遂げた選手は、地下格女子でもそう多くはない。
この二冠という実績こそが、「地下格女子最強クラス」という評価を生み出している。
なぜこれほど強いのか
実戦経験の豊富さ、打たれ強さ、そして男性相手にも一歩も引かない精神力。流れ星レディース初代頭として培ったメンタルと、地下格闘技で磨いてきた技術が融合した結果だと言えるだろう。
柔道経験も持つとされており、細川一颯を投げ飛ばしたエピソードはその証拠のひとつだ。
兄・宮本龍昊との「最強兄妹タッグ」
宮本禮を語るうえで欠かせないのが、兄・宮本龍昊の存在だ。
格闘技団体「國士會」を軸に活動する兄妹は、ブレイキングダウンの世界でも「最強兄妹タッグ」として注目を集めている。ブレイキングダウン9では長谷川拓也のセコンドとして共に会場に現れ、その存在感は選手以上だった(なお、この際リングへの乱入で騒動になったことも事実だ)。
兄妹揃ってチャンピオン経験者という事実は、「國士會」という組織の実力を示すとともに、宮本家の格闘家としての素質の高さを物語っている。
國士會とはどんな組織なのか
格闘技を軸とした集団であり、義理と人情を重んじる文化を持つとされる「國士會」。宮本兄妹はその中心人物として活動しており、組織の顔とも言える存在だ。代表代理という立場で国士會を支える宮本禮の姿は、18歳とは思えない貫禄を持っている。
「顔面凶器」長谷川拓也との26歳差婚
ブレイキングダウン界隈をさらに驚かせたのが、結婚の事実だ。
宮本禮の夫は、ブレイキングダウンでも知られる「顔面凶器」長谷川拓也。オーディション会場でこの事実が明かされると、会場は再び騒然となった。年齢差は26歳。しかし宮本禮は動じることなく、堂々とその事実を受け入れている。
ブレイキングダウン19では長谷川拓也のセコンドとして会場に登場し、試合以上の話題を呼んだ。選手としてだけでなく、パートナーとしても長谷川を支えるその姿は、「宮本禮というキャラクター」の奥深さをさらに際立たせる。


ブレイキングダウン20で見せた本物の迫力
BreakingDown20では、BD史上初の男女マッチが実現する。
相手はRIZINにも出場経験を持つとしぞう。かつてブレイキングダウン出禁となった問題児が、現役暴走族の18歳女性とリングを挟んで向き合う。この対戦カードが発表された瞬間から、格闘技ファンの注目は一点に集中した。
宮本禮はXに「負けるやつは気合いが足りない、KOされるやつは根性が足りない、喧嘩15年のあたしが当日オマエをぶちのめす。BD史上初の男女マッチ、あたしが必ず盛り上げますよ。押忍」と投稿。この言葉が持つ重みは、実績なき者が吐く強がりとは次元が違う。
SNSからは「2団体チャンピオンはヤバいって!」「偽物しかいない女子枠の中で数少ない本物」「マジで強そう」「女が男に殴られるの見たくない、でもこの子は別かも」といった声が相次いだ。
「本物の女子枠」
それが、多くの視聴者が宮本禮に抱いた率直な感想だった。
まとめ|18歳の宮本禮が持つ本物の凄み
流れ星レディース初代頭、地下格闘技二冠王者、國士會代表代理、そして現役暴走族——。
宮本禮は、単なる「話題のヤンキー女子」ではない。細川一颯を中学時代に背負い投げし、二つの団体でベルトを巻き、18歳でブレイキングダウンという全国的な舞台に立った。その経歴のひとつひとつに、確かな裏付けがある。
ブレイキングダウンが生んだ新たなスター候補。宮本禮という名前は、今後の女子格闘技シーンを語るうえで、避けては通れない存在になっていくだろう。



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