「クズ中のクズでした」濱家が振り返る暗黒時代
現在は日本テレビ『ZIP!』の水曜パーソナリティを務め、人気芸人として活躍するかまいたちの濱家隆一。しかしその輝かしいキャリアの裏には、20代のころに電気・ガス・水道・携帯電話の料金を払わず、すべてを止めてしまったという壮絶な過去がありました。
濱家本人が「人間のクズ」と振り返るこの時期、彼を苦しめたのはギャンブルと借金、そして酒への依存でした。
月100万円勝ち続けた3ヶ月が人生を狂わせた
濱家の転落のきっかけは、パチンコとスロットでの大勝ちでした。3カ月連続で100万円勝ったことがあり、月に100万円使う生活になったと当時を振り返っています。
しかし、ギャンブルの恐ろしさはここから始まります。4カ月目は勝てず、生活が破綻してしまったのです。身体はすでに「月100万円の生活」に慣れてしまっており、勝てなくなってもその生活レベルを落とせなかったといいます。
公衆電話から相方に連絡する日々
生活の破綻は、濱家の日常を一変させました。携帯電話も止まり、相方の山内との連絡も公衆電話からするような状況になったというから驚きです。
給料の振り込みは毎月25日だが、翌月の5日には預金が0円になる生活を送り、足りない分は消費者金融から借金を重ねていきました。借金は最終的に200万円にまで膨れ上がる。
365日酩酊状態のアルコール依存症状態
ギャンブルだけでなく、濱家は酒にも溺れていました。毎晩365日酩酊状態まで飲んでいたと告白し、劇場の合間のリハーサル終わりでも飲んでいたといいます。
この生活の結果、28歳のころに痛風になり、漫才中に意識を失いそうになって、何も言わずに舞台からはけたことがあったという深刻な状態に。さらに2017年の『キングオブコント』優勝後も、半年前に痛風が爆発し、両足親指の先、両膝、右股関節の5カ所同時に痛風が発症したと語っています。
相方・山内との絆が支えに
このような状況でも、相方の山内は濱家を見放しませんでした。山内は「文句は言ってなかったですね。いいネタができて売れたら、この酒浸り状態も治るのかなって」と語っており、相方への深い理解と信頼が伝わってきます。
妻の一言が人生を変えた
濱家が暗黒時代から脱出できたきっかけは、妻の存在でした。妻の「まず貯金してみなさい」という言葉で、貯金を始めたことによって「お金のありがたさ、大切さがわかってくる」ようになったといいます。
幼少期の貧困体験も影響か
実は濱家の金銭感覚の背景には、幼少期の極貧体験もあったと考えられます。父親に借金癖があり、離婚後は母親と姉との3人暮らしで貧乏だった。夏服を買うお金がなく、母親が冬服の長裾を切って夏服を作り、冬になると再び縫い目が目立たないように丁寧につなぎ合わせていたという壮絶な環境で育ちました。
現在は人気芸人として復活
そんな濱家も、現在は日本テレビの朝の顔として活躍しています。YouTubeの視聴者からは「これだけ滞納してた人が今や朝の顔としてZIPなんてポーズ決めてると思ったらドリームすぎる」「借金、滞納だらけの濱家さんを見捨てずに、ここまで導いてくれた奥さんだからあんなに大切にしてるんだろうなぁ」といったコメントが寄せられています。
濱家から学ぶ金銭管理の教訓
濱家は教訓として、電気などの支払いは口座引き落としにすることをすすめ、「僕みたいなカスにならないよう、お金の管理をきっちりしてほしい」とメッセージを送っています。
自身の失敗を包み隠さず語る濱家さんの姿勢は、多くの人に金銭管理の大切さを伝えています。ギャンブル依存症は誰にでも起こりうる問題であり、早期に対処することの重要性を改めて考えさせられるエピソードです。
濱家は、妻の支え、相方の理解、そして本人の決意が、人生を大きく変えたのです。


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