イケメン俳優・塚本高史を襲った白髪の真相
「木更津キャッツアイ」や「バトル・ロワイアル」で一世を風靡した俳優・塚本高史さん。精悍な顔立ちとワイルドな演技で人気を博してきた彼ですが、近年は白髪姿で視聴者を驚かせています。
28歳から始まった若白髪との付き合い
塚本さんの白髪が注目され始めたのは、2010年頃からでした。バラエティ番組「グータンヌーボ」に出演した際、白髪を一部残した姿が話題となり、視聴者からは「役作りなのか」「本当に白髪なのか」と大きな反響がありました。
実はこの白髪、役作りではなく地毛だったのです。塚本さん本人も公言しているとおり、父親譲りの若白髪で、20代の頃から白髪の占める割合が多かったとのこと。中学時代から白髪があったという情報もあり、遺伝的な要因が大きいようです。
白髪を隠さない潔さが魅力に
多くの芸能人が白髪を染めて隠す中、塚本さんは自然体のまま活動を続けています。2011年のドラマ「ランナウェイ~愛する君のために」では白髪のまま出演し、2014年の「人志松本のすべらない話」でも隠すことなく登場しました。
この潔い姿勢が逆に高評価を受けており、「白髪でもカッコイイ」「自然体で素敵」という声が多数寄せられています。顔立ちが整っている塚本さんだからこそ、白髪すらも魅力的に見えるのかもしれません。
破壊的に強い!塚本高史の喧嘩最強伝説
精悍な顔立ちからヤンキー役も多い塚本さんですが、実は本当に喧嘩が強いという驚きの一面があります。
バンドメンバーとの衝撃エピソード
2017年4月放送の「ダウンタウンなう」で明かされた武勇伝は、芸能界に衝撃を与えました。
塚本さんが21歳の頃、現在のバンド仲間である是石さんの飲食店を初めて訪れた際のこと。当時ブレイク中で少々天狗になっていた塚本さんに、是石さんが嫌がらせでぼったくり価格「2万円」を請求しました。
すると塚本さんは「お兄ちゃん安いね。タダと一緒じゃん」と応戦。これがきっかけで殴り合いの喧嘩に発展し、結果的に塚本さんが是石さんを泣くまでボコボコにしてしまったというのです。
少林寺拳法の実力者
塚本さんの強さの秘密は、少林寺拳法の経験にあります。「ダウンタウンなう」で松本人志さんから「格闘技を習っていない男性なら何人くらい相手にできる?」と聞かれた際、塚本さんは「まとめてですか?」と前置きした上で、「3人くらいだったら怖くないですね」と真顔で答えました。
この発言に松本さんは「怖いな、俺、共演NGにしよ」と警戒し、浜田雅功さんも「お前マジやん!今のトーンがマジやん!」と驚きを隠せませんでした。
格闘技経験者として、礼儀や目上の人に対する態度には特に厳しいという塚本さん。理不尽に手を上げることはないものの、ストイックで男らしい性格の持ち主であることが伺えます。
芸能界屈指の愛妻家!7歳年上の妻との馴れ初め
喧嘩が強いというワイルドなイメージとは裏腹に、塚本さんは芸能界でも有名な愛妻家です。
一目惚れから始まった純愛ストーリー
塚本さんは2007年に結婚し、2025年で結婚18年目を迎えます。お相手は7歳年上の一般女性で、芸能関係の仕事をされていました。
2人の出会いは2001年のドラマ撮影現場。当時21歳だった塚本さんが28歳の彼女に一目惚れしたものの、最初は全く相手にしてもらえなかったといいます。それでも諦めずに粘り強くアタックし続けた結果、2002年頃から交際がスタートしました。
5年間の交際を経て、2007年5月29日に入籍。この日は妻の誕生日でもあり、「彼女の記念日を二人の記念日にしたかった」という塚本さんの想いが込められています。
「妻がいないと病気になる」ほどの愛妻家
「ダウンタウンなう」では「塚本高史は奥さんのことが異常に好き」と紹介されるほど。番組内で「妻のことが好きすぎて、いないと病気になっちゃう」と告白し、妻が一週間家を空けた時は体調不良に陥り、夜も眠れなくなったといいます。
結婚15年目のインタビューでは「僕の中では、妻は今でも”彼女”という意識があるんです」と語り、結婚18年を迎える現在でも奥さん一筋の姿勢を貫いています。
夫婦円満の秘訣については「お互いに立ち入りすぎないこと」と明かしており、適度な距離感を保ちながらも深い愛情で結ばれている様子が伺えます。
2人の子どもを持つイクメンパパの素顔
塚本さんには現在、2007年9月生まれの長女(18歳)と2009年7月生まれの長男(16歳)がいます。
子育てに積極的に参加
多忙なスケジュールの中でも、家族旅行やディズニーランド、遊園地、水族館、動物園などに家族全員で出かけることを欠かしません。出産の際には立ち会いもしており、妻の苦労を間近で見守りました。
2021年には子どもたちとの3ショット(後ろ姿)をSNSに投稿し、話題を呼びました。写真では娘も息子も背が高く成長し、塚本さんの肩の位置を軽く超えている様子が確認できました。
子どもの存在が演技に変化をもたらした
2022年のインタビューでは「子どもがいなかったら嘘の感情で芝居をしていたと思う」と語り、子どもの存在が役者人生に大きな変化をもたらしたことを明かしています。
「10年後20年後、子どもたちが俺の作品を観たときに『なんでこんな作品に出たの』と言われないようなものに出たいと思うようになった」とコメントし、仕事選びにも子どもを意識するようになったといいます。
息子さんは学校の劇で「お芝居が上手」と先生に褒められたそうで、塚本さんは「自分の血を引いている」と嬉しそうに語っています。一方、娘さんはベースを弾くようになり、父が教えようとすると微妙に嫌がるという思春期らしいエピソードも。
子どもとの良好な関係を築くため、塚本さんは子どもが好きなものに積極的に興味を持つようにしているそうです。「子どもと同じものを聴いたり、観たりしていると、親の言葉にも『ちゃんとわかってくれた上で言っているんだ』と思ってくれる」と、親子のコミュニケーションの秘訣を語っています。
白髪も喧嘩の強さも愛すべき塚本高史の魅力
若白髪を隠さず自然体で活動する姿勢、少林寺拳法で培った破壊的な強さ、そして芸能界屈指の愛妻家ぶり。一見バラバラに見えるこれらの要素が、塚本高史という俳優の多面的な魅力を形作っています。
デビューから25年以上が経過し、現在43歳となった塚本さん。白髪が増えても変わらぬカッコよさを保ち、家族を大切にしながら俳優業に邁進する姿は、多くのファンの心を掴んで離しません。
これからも塚本高史さんの活躍から目が離せません。家族の応援に支えられながら、ますます深みのある演技を見せてくれることでしょう。


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