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前橋市長が報酬半減で続投表明—市民納得できず、給与減額では批判収まらず

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政治
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群馬県前橋市の小川晶市長(42)が10月17日、市職員の既婚男性とラブホテルを複数回利用していた問題を受け、自身の報酬を任期満了まで50%削減することで続投する意向を表明した。

しかし、この決定に対して前橋市民の反応は分かれており、給与減額では責任が十分でないとの批判が相次いでいる。

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問題の経緯

疑惑の発端は9月24日。週刊誌が小川市長が市役所の男性幹部職員と市内のラブホテルを訪れていたと報道しました。同日夜、市長が緊急会見を開き、2月以降10回以上のホテル面会を認めた一方で「男女関係はない」と強調しています。

市議会の全10会派は10月3日、市長に速やかな進退決断を求める申し入れ書を共同提出。この間、市役所には5000件を超える苦情や問い合わせが殺到し、市職員の業務に支障が生じるなど、市政へのダメージは甚大でした。

続投理由—「公約実現が私の責任」

17日の会見で、小川市長は続投を決断した理由を「選挙の時の公約を一日でも早く果たしてほしいという市民の強い言葉をいただいた。公約を実現することが私に課せられた責任」と述べています。辞任や出直し選挙も検討したが、市民からの支援が続投判断を後押ししたとしています。

同時に、道義的責任を明確にするため、任期中の報酬50%削減を市議会に伝えると発表。自身への処分として、経済的な負担を背負うことで「市民の信頼回復に努める」と表明しました。

市民反応は両分化—「納得できない」が大多数

問題なのは、市民の反応が必ずしも続投を支持していないという点です。ツイッターやSNSでは「給与減額で済む話ではない」「どこまで図々しいのか」といった批判的なコメントが相次ぎ、給与半減措置では責任が不十分だと指摘する声が大多数を占めています。

一部の支援集会では「直接聞いて納得できた」と続投を支持する参加者もいましたが、小川市長の長年の支援者でさえ「計算して行動するタイプではない。何も考えずにホテルに行ったのが間違い」と述べるなど、問題行動そのものへの批判は根強くあります。

市議会からも不信感は払しょくされていません。富田公隆議長は議員への説明会後、「納得は得られているようには見えない」とコメント。多くの議員が市長の説明に到底納得していない状況が明らかになっています。

説得力に欠ける釈明—動画との矛盾

市長の説明に市民が納得できない背景には、メディアで報道された密会の様子を記録した動画の存在があります。映像には、腰を低くして男性職員の車に乗り込む市長の姿が克明に映っており、「打ち合わせのためのホテル面会」という説明と矛盾するとの指摘が出ています。

さらに議員への説明では「恋愛感情もない」と断定しつつ、責任割合は「10対0」で全て自分にあると述べるなど、論理的一貫性を欠いた釈明が、市民のさらなる不信を招いています。

議会が焦点—前橋市の行方は

今後、議会が市長の給与減額提案にどう対応するかが最大の焦点になります。市議会が条例改正を承認するかどうかにより、市政の混乱がさらに長期化する可能性もある。

市長としての続投することを表明していますが、給与削減だけでは市民は納得できないでしょう。

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