管理者は数字を意識しましょう

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デイサービスの教科書 マサです!

数字に強い人と弱い人がいます。介護職員として働くのであれば、そこまで数字を意識しないで良いです。

管理者として働くのであれば、数字に強いにこしたことはないです。数字に強い方がデイサービスの運営は安定しますし。

本日は、数字に苦手意識を持っている方に向けて、 デイサービスの教科書 マサ 流の数字に対する考え方を公開します。

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ランニングコストを把握する

まずは、デイサービスを運営するのに1カ月当たり、どれくらいの経費がかかるかを把握する必要があります。

家計を支える主婦の方は、1円でも安い食材であったり、日用品を買いますよね。

その感覚ってすごく大事なことです。

数字が苦手な人でも、どれくらいの経費がかかっているかを知るだけで数字に興味を持ち始めます。

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間違った経費削減の考え方

どれくらいの経費がかかるかを把握すると、人は経費を抑えることを考えます。

経費削減というやつです。

ここで間違った経費削減に繋がる可能性があるので、2つの間違った経費削減を紹介します。

1.人件費を削る

2.利用者様にかかるサービス費用を削る

上記は、間違った経費削減です。

ではなぜ、この2つが間違っているかを解説していきます。

人件費・サービス費を削る事が間違っている理由とは?

1,人件費を削る事が何故間違っているのか?

もし、あなたがパートの立場や、社員の立場で、お客さんが少ないから人件費を削ると言われたらどのような気持ちになりますか?

「もっと頑張らないと仕事を減らされる!何とか利用者様を獲得しなければ!」

と思いますか?

意識の高い方ならそう思うかもしれません…

しかし、このような気持ちで営業に行った時にどのような結果になるでしょうか?

答えは、まず間違いなく、くれくれ商法(自分の都合ばかりを押し付ける鬱陶しい営業)になると思います。

こんな営業をかけてきて、ケアマネさんは紹介をくれるでしょうか?

紹介をくれないだけならまだしも、「あそこの事業所は、自分の都合ばかりを言ってくる嫌な事業所だ!」や、「信頼していたのに、少し幻滅したわ…」と悪い噂を流されると思います…

又、意識の高くない方はもっと危険です。

「人件費を削る」と言われた途端、一気にモチベーションが下がり、まず間違いなく利用者様に対しての思いも消えていきます。

その結果、スタッフが居なくなり、求人費にお金をかけなくてはいけない状況になり、どんどん経営が悪化し、又人件費を削る…というような悪循環におちいります。

こうなっては、かなり回復が難しいです…

管理者、店長、経営者はそういった事も考えて、この発想を変えるべきです。

無駄な人件費なら削ってもいい?

仮に、過剰に人員配置をしているのであれば考え方を変えましょう。

「人件費を削る」ではなく、「人件費以上の働きをしてもらう!」に考え方を変えてみてはいかがでしょうか?

2,利用者様にかかるサービス費を削る事が間違っているのか?

この利用者様のサービス費を削るという事は本当に気をつけて下さい。

利用者様が来てくれているから、事業所は成り立ちます。

せっかく来てくれている利用者様も、そんな事をされれば、利用者様はサービスが悪くなったと辞めていくのは想像できますよね?

サービスを減らすのではなく、逆に増やしてあげれば、増える可能性は拡がります。

まとめ

経費削減というのは、基本的には、ネガティブな考え方です。

私としては、あまり経費削減というのは、好みません…

もしするのであれば、利用者様、スタッフが喜ぶ所の経費削減をする事をお勧めします。

例えば、家賃交渉をして、現状の家賃より安くなった。車の修理費用を安く見積もってくれる業者を見つけたetc

スタッフ・利用者様に関係ない所から削減を考えれば、できることは増えます。

コロナ禍でデイサービスの経営は非常に苦しいと思います。もし経費削減をするのであれば、この記事を一度参考にしてみて下さい。

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