今日は、大規模デイサービスのメリットとデメリットを大公開していきます。
大規模デイサービスとは?
デイサービスには、月の利用延人数に対して規模が3段階に分けられています。
この規模は、実績(実利用人数)を計算し、算定していきます。
通常規模=月の平均延人数750人未満
大規模I=月の平均延人数750人以上、900人未満
大規模II=月の平均延人数900人以上
月の計算の際の注意点
・利用時間
利用して様の算定時間により、計算の仕方が変わります。
3-4.4-5の方は、1/2
5-6.6-7の方は、3/4
7-8.8-9の方は、1
を乗じて計算します。
・営業日
年末年始などの特別な日を除き、毎日事業を実施している場合は、利用延人数に6/7を乗じます。
大規模デイサービスのデメリット
大規模デイサービスのデメリットをご紹介していきたいと思います。
1.計画書など、月で作成する資料が多い
大規模になると、総利用者数が約100名以上になるので、月に作成する書類が多数あります。
2.初期費用が地域密着型デイサービスより高い(やり方にもよりますが、大体倍くらいはみていた方が安心です)
3.物件があまりない。
上記が、大規模デイサービスのデメリットです。
では、次はメリットを説明していきます。
大規模デイサービスのメリット
1.利益率が非常に高い
地域密着型デイサービスとくらべると、利益率が約10〜15%程高く、約35〜40%程あります。
2.利用者様同士で楽しんでくれる為、活気ができる
人数が少ない時より、人数が多い状況の方が活気が出る。もしくは、でているように見えます。
3.ランニングコストが地域密着型デイサービスに比べ、あまり変わらない。
実際に現場を回す際のシフトを作ると、人数の少ない地域密着型デイサービスと比べて、そんなに変わらないことが多いです。
入浴、送迎などに若干の増はありますが、フロアはほぼ変わりません。
4.利用者様の休みによるリスクが少ない
損益分岐点が大体13名なので、休みによる打撃が少ない。
5.イベントなどでスポット利用を集めやすい。
休みなどが出た際のスポット利用を声かけをする利用者様が多い。スポット利用が取れれば、安定した運営ができる。
以上が大規模デイサービスのメリットです。
マサのアドバイス
利益を確保したいのであれば、大規模デイサービスをお勧めします。初期費用は地域密着に比べて割高ですが、損益分岐点を超えてから収支は安定するので、費用の回収スピードが速いです。
私がお勧めする定員の人数としては、40名までの大規模デイサービスがお勧めです。
定員が40名を超えてくると、管理者の管理能力が低ければ、現場を回せなくなります。色んなデイサービスの管理者を見てきた経験上、40名以上の定員を見ることができる能力がある方は、多くいませんでした。
これからデイサービスを始めようとされる方は参考にしてください。
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