色々な種類のデイサービス メリット デメリット

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デイサービスの教科書 マサです!

世の中には様々なデイサービスが存在します。入浴特化型、運動特化型、1日滞在型(レスパイト型)、お泊りデイサービスなどです。

まずは、各々のデイサービスの特徴やメリット、デメリットをお伝えします。

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入浴特化型デイサービスの特徴

入浴特化型のデイサービスは、お風呂(入浴設備)に特化したデイサービスです。

半日(9時〜12時 13時〜16時頃)の2部制でお風呂に入って少しゆっくりしたら帰るというようなデイサービスです。

ひのき風呂や、温泉などの設備を使っているデイサービスが多いです。

比較的元気でデイサービスに行くのは早いけど、「自宅のお風呂に入るのは少し不安」というような利用者様が利用されます。

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入浴特化型デイサービスのメリット デメリット


入浴特化型のデイサービスのメリットは、入浴に特化しているので、入浴に関する設備や、知識をしっかりいれていくことである程度の集客が見込める。

何故なら、長時間の利用はしんどいけど、短時間でお風呂に入りたいという方が多くいているからです。

入浴特化型のデイサービスでは、スタッフの人員数も少ない配置で運営できます。

入浴特化型のデイサービスのデメリットは、利用者様が半日利用になるので、利用者の確保が1日型に比べほぼ倍になります。

定員数×2倍の利用者様が利用されます。送迎業務も倍になるので、少ない人員で運営している事業所は、スタッフの休憩時間確保できなかったりしてスタッフが疲弊してしまう恐れがあります。

また、通所介護計画書などの事務作業も倍になりますので、事務負担が増えます。

【運動特化型デイサービスの特徴】


このデイサービスは、入浴特化型デイサービスの運動版だと思って頂ければ分かりやすいと思います。

半日(9時〜12時 13時〜16時頃)の2部制で運動(機能訓練)をしたら帰るというようなデイサービスです。

機能訓練士(理学療法士、作業療法士、柔道整復師など)が常駐しており、整骨院を開業している方が運動型のデイサービスを始められるケースが多いです。

こちらも比較的元気な方が多く、長い時間のデイサービスに行くのは嫌だけど運動してもう少し歩けるようになりたい。というような利用者様が多いです。

運動特化型デイサービスのメリット デメリット

運動特化型デイサービスのメリットは、入浴特化型と同じで、人員の配置が少なくすみます。

事業を始める際の初期費用の入浴設備を入れなくてもいいので、初期費用がかなり抑えていけること、ランニングコストの水道代、ガス代がかからないということです。

水道代、ガス代は意外とコストがかかるので、入浴がないことは低コストで運営できます。


運動特化型デイサービスのデメリットは、入浴特化型デイサービスとほぼ同じ内容になります。

半日利用の為、1日滞在型に比べ倍の作業が必要になります。

また、利用者様のADLの低下で入浴が必要となった際に入浴特化型、1日滞在型のデイサービスに利用者様が移行してしまうことが多くあるので売上は安定しません。

初めて、デイサービス利用される方の入口のような形で使われることが多くあります。

お泊り型デイサービスの特徴


こちらのデイサービスは、少し特殊で、デイサービスでありながらショートステイの要素も含めているデイサービスです。

介護保険でのデイサービス利用時間1日(9時〜17時)の営業終了後、実費費用を出しそのままデイサービスに泊まり(17時〜翌朝9時)又、介護保険でのデイサービス利用時間(9時〜17時)までを利用して帰るというようなデイサービスです。

介護保険外の時間(17時〜翌朝9時)の実費費用が1000円~2000円の割安設定で、ショートステイの枠が取れない時などにお泊りを利用する方が多いです。

こちらは比較的重度(認知症の症状が重い方)で家族様の介護負担の軽減の為に利用される方が多いです。

【お泊まり型デイサービスのメリット】


お泊まり型デイサービスのメリットとしては、まず、連続利用をしてもらえる事です。

1日利用後▶︎泊まる▶︎1日利用してから帰る

この手順で利用するからです。

一回の利用で2日分の売上が確保ができます。


お泊まり型デイサービスのデメリットは、夜勤者を1名置かないといけません。夜勤がないのでデイサービスで働いているスタッフが多いので、夜勤者の確保に苦戦します。夜勤ができるスタッフの雇用は難しく、人員確保に苦労することが多くあります。

また、消防設備の確保にも費用がかかります。

1回の利用で、2日分の利用を見込めますが、夜勤スタッフなどの人件費がかかるので、他のデイサービス事業と比べて経費は割高になります。

【1日滞在型(レスパイト型)デイサービス】


こちらのデイサービスは、従来型とも言われておりデイサービスの基本形になります。

軽度の方から重度の方までが利用され、(9時〜17時)主にレクリエーション、入浴、食事、機能訓練を行います。

このデイサービスでは、様々なイベントや、レクリエーションに力を入れている事業所さんが多くあります。

ほぼ全ての方を対象としており、利用者様の楽しみ、社会交流のためや、家族様の日中の介護負担の軽減のために利用される方が多いです。

1日滞在型(レスパイト型)デイサービスのメリット デメリット


1日滞在型(レスパイト型)のメリットとしては、どの利用者様にも対応ができる点と、色々なイベントなどの差別化が図りやすい事です。

また、半日利用のデイサービスに比べて、集客する利用人数が少ないです。

シンプルな形での運営ができます。


1日滞在型(レスパイト型)のデメリットは、1番オーソドックスな形のデイサービスの為、競合他社が多い。

他社と差別化できない方は、集客が難しい。また、スタッフ育成も様々なことを指導しないといけない為、育成にも時間がかかります。

レクリエーション、運動知識、イベントなど他との差別化を行う為に色々な知識を入れなければいけません。

まとめ

以上が、色々な種類の特徴や メリット、 デメリットです。

それぞれいいところもあれば、悪いところもあります。

デイサービスで働きたい人は、自分に1番合うデイサービスは何かを考えてみてください。

個人的には1日滞在型(レスパイト)のデイサービスが働きやすいです。

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